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J-GLOBAL ID:201702252102821819   整理番号:17A0140901

膜分離法によるCO2分離回収技術 日本における膜分離法によるCO2分離回収技術

Membrane Separation Technology for CO2 Separation and Recovery in Japan
著者 (2件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 2-10  発行年: 2017年01月01日 
JST資料番号: F0900B  ISSN: 0385-1036  CODEN: MAKUD9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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日本のCO2分離膜のうち,有機膜の高分子膜,促進輸送膜,イオン液体含有膜を挙げ,無機膜としてゼオライト膜,シリカ膜,カーボン膜も解説した。高分子膜ではポリイミド,酢酸セルロース,ポリスルホン等に加え,熱的再配向ポリマー膜,本質的微小孔ポリマー膜を挙げた。ポリイミド,酢酸セルロース膜はCO2/CH4選択比が大きく,バイオガス生成やCO2を除去したCH4精製の実用化を示した。促進輸送膜はポリアミドアミンデンドリマーをCO2キャリアとする分子ゲート膜や石炭ガス化複合発電用及び水素製造用の分子ゲート膜を示し,高いCO2透過流束と高いCO2/H2選択比を有した。イオン液体含有膜で」はイオン液体をCO2分離媒体とする分離膜,ポリイミドとの複合膜イオン液体含有ゲル保持膜を挙げ,高いCO2透過流束と高いCO2/N2選択比を有した。無機膜では多孔性の基材上に規則的細孔構造を有するゼオライト結晶を薄膜として生成したゼオライト膜がCO2吸着能と高いCO2/N2,CO2/CH4選択比を有し,種々のゼオライトを使用したCO2分離膜が開発されている。シリカ系アモルファス膜や金属ドープシリカ膜は高いCO2透過性と高いCO2/N2選択比を有し,シリコンアルコキシド前駆体からゾル-ゲル法により調製した膜では細孔径の精密制御が可能で,耐水性も向上できる。有機物由来無機膜のカーボン膜は様々な前駆体の熱分解により容易に得られ,高いCO2透過率と高いCO2/N2,CO2/CH4透過率比を有した。
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膜分離 
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