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J-GLOBAL ID：201702252189094818   整理番号：17A1604241

鋼の連続鋳造SENにおける旋回流発生を目的とした円筒タンディッシュ設計に関する数値的・物理的研究

Numerical and Physical Study on a Cylindrical Tundish Design to Produce a Swirling Flow in the SEN During Continuous Casting of Steel

著者 (7件)： NI Peiyuan (Northeastern Univ., Shenyang, CHN) ,  NI Peiyuan (KTH Royal Inst. of Technol., Stockholm, SWE) ,  WANG Dongxing (Northeastern Univ., Shenyang, CHN) ,  JONSSON Lage Tord Ingemar (KTH Royal Inst. of Technol., Stockholm, SWE) ,  ERSSON Mikael (KTH Royal Inst. of Technol., Stockholm, SWE) ,  ZHANG Ting-an (Northeastern Univ., Shenyang, CHN) ,  JOENSSON Paer Goeran (KTH Royal Inst. of Technol., Stockholm, SWE)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. B. Process Metallurgy and Materials Processing Science  (Metallurgical and Materials Transactions. B. Process Metallurgy and Materials Processing Science)
巻： 48  号： 5  ページ： 2695-2706  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： E0411B  ISSN： 1073-5615  CODEN： MTTBCR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 連続鋳型における鋼の流れパターンは,鋼製品の品質にとって非常に重要であることはよく知られている。近年,水中浸漬ノズル(SEN)からの出口流れを制御するため,その手段として電磁ブレーキの使用が検討されている。しかし,この設備は高価であり,電気の消費も必要とするため,さらなる効率改善が求められている。そこで本研究では,タンディッシュのみで,鋼流に影響を与えるため,水モデル実験と数値シミュレーションの両方を用いて新しいタンディッシュ設計を検討した。その結果,1)レイノルズ応力モデルのシミュレーション結果は,水モデル実験の粒子像速度測定結果とよく一致することを示した。2)新タンデイッシュによるSEN内部に発生する大きなせん断応力は,鋼流の回転運動量の散逸につながり,鋼流の最大接線速度は,SEN入口付近の3.1m/sからSEN出口付近の2.2m/sに減少した。3)計算旋回数はSEN入口で約1.6であり,現在の設計が電磁攪拌法と比較して同様の強い旋回流を生成できることを示した。などの知見を得た。

シソーラス用語： *連続鋳造 ,  ノズル ,  *旋回流 ,  *タンディッシュ ,  溶鋼 ,  流れ分布 ,  水モデル ,  数値解析 ,  計算機シミュレーション ,  数学モデル ,  *鋼 ,  運動論的方程式 ,  乱流モデル ,  計算流体力学 ,  非金属介在物 ,  シミュレーション
準シソーラス用語： CFD【流体力学】 ,  水中浸漬ノズル ,  模擬実験

分類 (1件)： 炉,鋳造設備  (WC01070I)

タイトルに関連する用語 (7件)： 鋼の連続鋳造 ,  旋回流 ,  タンディッシュ ,  設計 ,  数値 ,  物理 ,  研究