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J-GLOBAL ID：201702252214961322   整理番号：17A1012930

コミュニケーション: 定常エバネセント波蛍光相関分光法の開発とその支持脂質二重層中の脂質の側方拡散への応用

Communication: Development of standing evanescent-wave fluorescence correlation spectroscopy and its application to the lateral diffusion of lipids in a supported lipid bilayer

著者 (2件)： Otosu Takuhiro (Department of Applied Chemistry, Graduate School of Science and Engineering, Saitama University, 255 Shimo-Okubo, Sakura, Saitama 338-8570, Japan) ,  Yamaguchi Shoichi (Department of Applied Chemistry, Graduate School of Science and Engineering, Saitama University, 255 Shimo-Okubo, Sakura, Saitama 338-8570, Japan)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 147  号： 4  ページ： 041101-041101-5  発行年： 2017年07月28日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 定常エバネセント波蛍光相関分光法(SEW-FCS)について述べた。この技法では,定常エバネセント波を発生する2つのエバネセント波の干渉を利用している。定常エバネセント波で作られたフリンジパターンの照射によって,1つのフリンジ幅に対応する超分解で分子の拡散係数を測定することが可能になる。このフリンジ幅は簡単な手続きで信頼性高く見積もることができるので,フリンジの利用は,固体基質上に形成されるモデル生体膜である支持脂質二重層(SLB)中の分子のゆっくりした拡散を,信頼できるFCS解析に関連する時間スケールで,定量的に解析する上で有益である。さらに,SEW-FCS装置で実行することのできる通常の全反射FCSとSEW-FCSの間のデータの比較は,光ダイオード検出器のアフターパルス発生によるアーチファクトを効果的に除去する。SEW-FCSの汎用性を,さまざまなSLBsへの応用によって例示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *エバネセント波 ,  *蛍光分光法 ,  *脂質二分子膜 ,  脂質 ,  *拡散 ,  投影法【図法】 ,  拡散係数
準シソーラス用語： *蛍光相関分光法 ,  *脂質二重層 ,  *側方拡散 ,  フリンジ投影法

分類 (2件)： 測光と光検出器一般  (BD07031F) ,  脂質一般  (EB05010B)

タイトルに関連する用語 (9件)： コミュニケーション ,  エバネセント波 ,  蛍光相関分光法 ,  開発 ,  支持 ,  脂質二重層 ,  脂質 ,  側方拡散 ,  応用