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J-GLOBAL ID：201702252219296024   整理番号：17A0482255

中国亜熱帯林の木本植物14種における初期成長形質の遺伝率とそれらの可塑性

Heritability of early growth traits and their plasticity in 14 woody species of Chinese subtropical forest

著者 (6件)： ZENG Xueqin (UFZ, Halle, DEU) ,  ZENG Xueqin (Univ. Bern, Bern, CHE) ,  ZENG Xueqin (Kadoorie Farm and Botanic Garden, HKG) ,  DURKA Walter (UFZ, Halle, DEU) ,  WELK Erik (Martin Luther Univ. Halle-Wittenberg, Halle, DEU) ,  FISCHER Markus (Univ. Bern, Bern, CHE)
資料名： Journal of Plant Ecology  (Journal of Plant Ecology)
巻： 10  号： 1  ページ： 222-231  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： W2355A  ISSN： 1752-9921  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中国浙江省の亜熱帯林の木本植物14種における種子サイズ,初期の幹直径と樹高の遺伝学的変異と可塑性を研究した。これらの形質は初期成長において重要な能力形質である。野生のこれら14種から13~38種子ファミリーを収集し,種子サイズを評価し,個々の種子ファミリーを1つはより良好な,もう1つはストレスの多い育種環境で成長させ,7ヶ月後に幹直径と樹高を測定した。苗木は良好な育種環境でより良く成長し,平均して3倍(1.8~8.1倍)高い樹高を示した。2つの育種環境で成長させた12~14樹木種の種子ファミリーは,種子と植物サイズにおいて非常に高い遺伝率を明確に示した。多重回帰分析は,遺伝率が高い比葉面積を持つ種だけでなく,高齢で繁殖した種や森林密度の高い種で高いことを示唆した。さらに,遺伝率はサイズに大きな幅を持つ種で高かった一方で,遺伝率と本研究種の研究領域の周縁部への距離間には有意な関係は見出せなかった。今回検出した巨大な遺伝率推定値は,亜熱帯林の樹木の植物能力進化の高い潜在力とのその可塑性を示唆する。植物の進化生態学に有用な母系種子ファミリーの簡便な比較法を示した。

シソーラス用語： 中国中部 ,  *森林 ,  *生物多様性 ,  *遺伝率 ,  樹幹 ,  直径 ,  苗木 ,  多重回帰分析 ,  生息密度 ,  生態学 ,  *塑性 ,  樹木 ,  生息環境 ,  種差 ,  育種価
準シソーラス用語： *亜熱帯林 ,  *遺伝形質 ,  *遺伝的多様性 ,  遺伝的変異 ,  自然保護区 ,  *種子サイズ ,  初期成長 ,  常緑樹 ,  進化生態学 ,  比葉面積 ,  *表現型可塑性 ,  母系遺伝 ,  木材密度 ,  *木本植物 ,  落葉樹 ,  浙江省

分類 (2件)： 集団遺伝学  (EC01040J) ,  森林植物学  (FF02020E)

タイトルに関連する用語 (7件)： 中国 ,  亜熱帯林 ,  木本植物 ,  初期 ,  成長形質 ,  遺伝 ,  可塑性