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J-GLOBAL ID：201702252236810784   整理番号：17A0367719

混雑した建築環境におけるヒトの出口選択:正常放出と緊急避難の間の行動相違の基礎となる研究【Powered by NICT】

Human exit choice in crowded built environments: Investigating underlying behavioural differences between normal egress and emergency evacuations

著者 (2件)： Haghani Milad (Centre for Disaster Management and Public Safety, Department of Infrastructure Engineering, The University of Melbourne, Parkville, VIC 3010, Australia) ,  Sarvi Majid (Centre for Disaster Management and Public Safety, Department of Infrastructure Engineering, The University of Melbourne, Parkville, VIC 3010, Australia)
資料名： Fire Safety Journal  (Fire Safety Journal)
巻： 85  ページ： 1-9  発行年： 2016年 
JST資料番号： H0634A  ISSN： 0379-7112  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 混雑した複雑な限定された空間における歩行者の放出挙動を研究した。群衆避難と避難を予測するためのシミュレーションツールの開発における最近の方法論的進歩にもかかわらず,複数出口場所における歩行者の経路探索出口を支配する基礎となる規則に関する経験的データに基づいてほとんど知られていない。特に,緊急および非緊急的な放出の行動特徴間の基本的な違いは,以前の研究で十分に調査されていない。メルボルンの主要鉄道駅を励起として表明選択データは,乗客について,対面面接により収集した。参加者は,それらが同じ駅での仮想シナリオを与えられたしたもの出口決定質問した。計量経済モデル(誤差成分混合ロジット)は意思決定不均一性を,乗客は種々の寄与因子を評価し,優先順位付け方法を定量化するために開発した。これらの因子は,距離,密集,出口の可視性,それらの目的地までの出口の近接,他の利用者の意思決定の影響を含んでいる;出口の空間分布と。このモデリングの重要な発見は,(1)非救急放出,乗客の目的地までの出口点の近接性は,唯一の決定因子ではないが支配的な因子であることを示唆した。(2)救急では,乗客は非救急状況と比較して,混雑した出口を回避するためにはるかに高い優先順位を置いた。(3)歩行者の方向性フローが正常な出口になされる判断に影響しなかった。(4)緊急避難では,方向性流れは,個人の大部分が負の有用性因子と考えられている,この因子の認識は非常に多様であり,また流れにより標的化された出口の可視度に依存していた。提案した静的モデルは発見的モデラー定義出口選択規則の代替として広範囲群衆シミュレーション法を組み込むことができる。緊急および非緊急事態間の放出挙動の相違点に対応,計画者は,シナリオの下での仮想シミュレーションを行うことを可能にする。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ヒト ,  面接調査 ,  経路探索 ,  意思決定 ,  歩行者 ,  空間分布 ,  駅舎 ,  指向性 ,  不均一性 ,  乗客 ,  *避難 ,  モデリング ,  ロジットモデル ,  *緊急避難 ,  交通モデル
準シソーラス用語： 目的地 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (10件)： 群衆管理 ,  避難計画 ,  緊急避難 ,  安全性 ,  公共輸送局 ,  調査法 ,  離散選択分析 ,  計量経済学的モデル化 ,  状態選択法 ,  誤差成分混合ロジット

分類 (1件)： 火災  (RA02020B)

タイトルに関連する用語 (9件)： 建築環境 ,  ヒト ,  出口 ,  放出 ,  緊急避難 ,  行動 ,  相違 ,  基礎 ,  研究