抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本稿は,ニセコ町におけるインバウンドの取組みについて報告した。先ず,ニセコ町は,北海道の南西部に位置し,人口約5,000人の小さな町であること,ニセコ町は,2001年に全国で初めて「町の憲法」と言われる自治基本条例「まちづくり基本条例」を制定し,住民参加と情報共有を柱に「住むことが誇りに思えるまちづくりを進めていること等を報告した。次に,ニセコの観光とインバウンドの現状,ニセコ町におけるインバウンド対応について報告した。更に,より一層ニセコ・日本を楽しんでもらうための事例,新たなコミュニティについて報告した。最後に,本稿は,ニセコ町でのインバウンドの取組みを一部紹介したこと,インバウンドは一過性のブームとして見られがちだが,ニセコでは外国人移住者が増加し,新たなコミュニティとしても地域に定着しつつあり,今後も住んで良しのまちづくりにつなげていきたいことを報告した。