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J-GLOBAL ID:201702252302195592   整理番号:17A0951970

食品からの水銀のバイオアベイラビリティ減少にSaccharomyces cerevisiaeの使用

Use of Saccharomyces cerevisiae To Reduce the Bioaccessibility of Mercury from Food
著者 (5件):
資料名:
巻: 65  号: 13  ページ: 2876-2882  発行年: 2017年04月05日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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胃腸管に吸収される水銀量を減少させる為,8種S.cerevisiae株のHg(II)及びCH3Hgへの結合能と水中及び食品中に於けるバイオアベイラビリティへの影響を調べた。添加水銀の大部分(59~76%)は酵母に吸着され,温度を30°Cから37°Cとしても吸着能は低下しなかった。Hg(II)の吸着は120分まで増加したが,CH3Hgでは変化しなかった。人工胃腸液消化後も吸着能に変化はなかった。キノコ類にS.cerevisiaeを添加し消化した場合,水銀のバイオアクセシビリティーは19~33%に減少したが,マグロ及びメカジキでは減少が見られなかった。Cys又はBSAの存在下では消化中の酵母による水銀吸収が有意に減少し,Cysの影響が顕著であった。Hg(II)の酵母による保持は二価イオンのCa(II)の存在で減少した。海産魚による酵母の効果の低下は水銀-Cys又は水銀-ポリペプチド複合体形成によると考えられた。酵母7株は吸着水銀の低下を示したが,特に3株ではキノコ試料により50%以上生物利用性水銀が低下し,酵母の効果が確認出来た。
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分類 (2件):
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微生物生理一般  ,  動物生理一般 
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