文献
J-GLOBAL ID:201702252314690140   整理番号:17A1304611

n-ブチラートをn-ブタノールに強制的に還元するロドシュードモナス・パルストリスの代謝工学

Metabolic engineering of Rhodopseudomonas palustris for the obligate reduction of n-butyrate to n-butanol
著者 (8件):
資料名:
巻: 10  号: July  ページ: 10:178 (WEB ONLY)  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: U7022A  ISSN: 1754-6834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景:ロドシュードモナス・パルストリス(Rhodopseudomonas palustris)は,生来の酸化還元不均衡に遭遇すると,還元基質を用いて光栄養的に成長する万能微生物である。光合成由来のATPと一緒に得られる過剰な還元等価物を利用することで,広範囲の生物変換を推進することができる。本研究の目的は,R. palustrisを遺伝的に改変することで,酸化還元バランスを維持する上でn-ブチラートをn-ブタノールに還元する経路を提供する。結果:本研究では,R. palustrisにおいて,クロストリジウム-アセトブチリクム(Clostridium acetobutylicum) ATCC 824由来のn-ブタノール生産に対するプラスミドに基づく経路を構築し,発現させた。本研究では,この経路が絶対ルートとして機能するように環境条件を維持し本質的な選択圧力をもたらす過剰還元当量を再酸化した。遺伝子操作されたR. palustrisの菌株は,他の点では制限的な酸化還元条件のもとで増殖し,0.03g L -1日-1の生産速度および40%に近い選択率(すなわち,消費された基質と比較した場合) で1.5mM濃度のn-ブタノールを得た。理論上の最大選択性は45%であるため,操作された株はその最大選択性に近づくように変換された。結論:R. palustrisの本来の酸化還元不均衡は,ブタノール生成クロストリジウム属株からプラスミドベースの酵素を発現させた後,n-ブチラートをn-ブタノールに還元するのに用いることができる。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子操作  ,  代謝と栄養  ,  微生物代謝産物の生産 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る