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J-GLOBAL ID:201702252337277947   整理番号:17A1004158

実時間電子顕微鏡観察を利用するナトリウムイオン電池のためのP2-NaxCoO2カソード材料の熱的安定性の研究

Investigation of Thermal Stability of P2-NaxCoO2 Cathode Materials for Sodium Ion Batteries Using Real-Time Electron Microscopy
著者 (8件):
資料名:
巻:号: 22  ページ: 18883-18888  発行年: 2017年06月07日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ナトリウムイオン電池についてその場観察する透過型電子顕微鏡(TEM)法を利用したP2型NaxCoO2カソード材料の研究が,次世代のリチウムイオン電池(LIB)の場合と同様に役立つことがわかった。ナトリウム遷移金属酸化物(NaxCoO2)のモデリング系として材料P2-NaxCoO2を選んだ理由は,これがLIBのための最もポピュラーなカソードであるLiCoO2と化学的に類似し,しかも,P2型ナトリウム遷移金属酸化物(TMO2)カソード材料の優れた電気化学的特性を備えているからでもある。このカソード材料と電解質とのあいだの界面領域位置に発達する過剰電位が作用して,その位置ではバルク以上に過酷な条件に遭遇する。高温になるにつれて,脱ナトリウム現象を生じてNaxCoO2が分解し,場合によってはコバルト酸化物や金属Coにまで波及する。Naイオンのほどんどが構造から抽出されるので,NaxCoO2は熱的に不安定化し,最終的には比較的低温で熱分解する。この研究から,P2-NaxTMO2の安定性に関わる危険が指摘され,実用に供する以前にこれを解決する必要があるとわかった。
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分類 (2件):
分類
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二次電池  ,  電気化学反応 

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