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J-GLOBAL ID:201702252400683897   整理番号:17A1211406

飼料中の大豆イソフラボン,ゲニステインはマウスにおいて抗欝薬様効果を発揮する:セロトニン作動系の関与【Powered by NICT】

Genistein, a dietary soy isoflavone, exerts antidepressant-like effects in mice: Involvement of serotonergic system
著者 (7件):
資料名:
巻: 108  ページ: 426-435  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0890A  ISSN: 0197-0186  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ダイズの主要なイソフラボン,ゲニステインは神経保護のような多数の薬理学的活性を有していた。最近,ゲニステインは動物モデルにおいて抗欝様作用を発揮することが報告されているが,作用機構はあいまいなままである。本研究の目的は,マウスにおけるゲニステインの抗鬱薬様効果を調べ,その基本的な機構(s)を,欝病の二種のマウスモデル,すなわち強制水泳試験(FST)および尾懸垂試験(TST)を用いてした。慢性,急性ではなく(単回投与),ゲニステイン処理(515または45mg/kg,p.o.,三週間1日1回)はマウスにおいて用量依存的に抗欝様作用,脳内モノアミンの拡大レベルを示し,モノアミンオキシダーゼ(MAO)活性を抑制した。PCPAによる脳セロトニンの化学的枯渇はゲニステインの抗うつ薬様作用を消失させたが,DSP-4によるNAのアブレーションには当てはまらなかった。さらに,ゲニステインによる抗うつは優先的に5HT_1A受容体きっ抗薬WAY-100635の同時投与により阻害され,このようなゲニステイン抗うつの仲介における5HT_1A受容体と結合した5-HT系のための重要な役割を示唆した。この点をさらにゲニステイン作用は8-OH-DPAT,選択的5HT_1A受容体作動薬との共処理により増強されたという事実によって検証した。まとめると,これらの知見は,マウスへの慢性ゲニステイン投与は抗うつ薬様効果減少行動的絶望により証明されたを生じることを確認した。5HT_1A受容体と優先的に結合させるセロトニン作動性システムは現在ゲニステイン抗うつに大きく寄与するであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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向精神薬の基礎研究  ,  生薬の薬理の基礎研究 

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