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J-GLOBAL ID：201702252422337729   整理番号：17A0404278

非対称(2,3-ジメチルブチル)(2,4,4′-トリメチルペンチル)ホスフィン酸を用いた塩化物媒体からの重希土類の溶媒抽出と分離【Powered by NICT】

Solvent extraction and separation of heavy rare earths from chloride media using nonsymmetric (2,3-dimethylbutyl)(2,4,4′-trimethylpentyl)phosphinic acid

著者 (4件)： Wang Junlian (School of Civil and Resource Engineering, University of Science and Technology Beijing, Beijing 100083, China) ,  Xie Meiying (School of Civil and Resource Engineering, University of Science and Technology Beijing, Beijing 100083, China) ,  Wang Huajun (School of Civil and Resource Engineering, University of Science and Technology Beijing, Beijing 100083, China) ,  Xu Shengming (Institute of Nuclear and New Energy Technology, Tsinghua University, Beijing 100084, China)
資料名： Hydrometallurgy  (Hydrometallurgy)
巻： 167  ページ： 39-47  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0931B  ISSN： 0304-386X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非対称(2,3-ジメチルブチル)(2,4,4′-トリメチルペンチル)ホスフィン酸(INET 3)は重希土類(RE)の抽出と分離のための優れた抽出剤である可能性があり,その抽出能はP507とシアネックス272の間に位置する。その純度とpK_aを電位差滴定法を用いて測定した。塩化物媒体からの重いREのINETの抽出機構と抽出平衡定数を研究した。RE(III)の抽出に及ぼすアニオンのタイプ(Cl~-,NO_3~およびSO_4~2-)と濃度(0.1,0.5と1.0mol/L)の影響を調べた。重REのINETの抽出容量と分離係数を決定した。HCl,HNO_3とH_2SO_4によるINETの重RE錯体のストリッピング挙動を調べた。結果は,INETのpK_aは5.45であることを示した。INETの抽出容量はシアネックス272とP507の唯一の三分の1を約2倍であった。pHが1.2またはそれ以下であったときINETによって抽出された負荷重RE(III)はHCl,HNO_3とH_2SO_4溶液により剥離を完全にした。三種の無機酸の中で,H_2SO_4が最も効果的なストリッピング剤であった。INETは重いRE(III)を効率的に分離でき,隣接重RE(III)β_Er/Ho,β_Tm/,β_Yb/Tmとβ_Lu/Ybの分離係数は,3.25年,2.73年,2.96と1.53であった,Ho/Er/Tm/Yb/Lu五成分系から抽出した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 分離係数 ,  *溶媒抽出 ,  電位差滴定 ,  *非対称性 ,  塩酸 ,  抽剤 ,  抽出平衡 ,  *塩化物 ,  錯体 ,  アニオン ,  *媒質 ,  純度 ,  無機酸
準シソーラス用語： 五成分系 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： (23-ジメチルブチル)(244′-トリメチルペンチル)ホスフィン酸 ,  溶媒抽出 ,  分離 ,  重希土類元素

分類 (1件)： 精錬  (WD02040L)

物質索引 (1件)： シアネックス272

タイトルに関連する用語 (6件)： 非対称 ,  ホスフィン酸 ,  塩化物 ,  媒体 ,  希土類 ,  溶媒抽出