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J-GLOBAL ID:201702252451741737   整理番号:17A0499404

MoS2ナノ材料への吸着に対する蛋白質の構造の影響 MoS2力の場パラメータの比較

Structural influence of proteins upon adsorption to MoS2 nanomaterials: comparison of MoS2 force field parameters
著者 (4件):
資料名:
巻: 19  号:ページ: 3039-3045  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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広い範囲の用途における有望なナノ材料として最近二硫化モリブデン(MoS2)が独自かつめざましい特性によって出現した。たとえばMoS2は抗菌剤および抗癌剤として作用するその能力のために生物医学分野において注目されている。しかし,生物分子に対するこの面白いナノ材料の潜在的影響はまだあまり調べられていない。分子動力学(MD)シミュレーションはMoS2などのナノ材料との蛋白質相互作用の検討におけるかけがえのないツールである。従来の蛋白質MD検討はバルク結晶構造および熱的な熱輸送を正確にモデル化するように開発されたMoS2力の場パラメータを使用しているが,生物分子との界面におけるその特性に必らずしも適用可能でない場合がある。水および蛋白質とのその相互作用をより良好に描くように設計された,新たに開発されたMoS2力の場の採用により,三つの代表的な蛋白質であるポリアラニン(α-ヘリックス),YAP65 WW-ドメイン(β-シート)およびHP35(球状蛋白質)のMoS2ナノ材料に吸着したときの元々の力の場と再度フィッティングしたMoS2力の場パラメータとの間の蛋白質構造の変化を調べた。はるかに大きなvan der Waals(vdW)寄与を有する元々の力場は,再フィッティングされたパラメータより劇的な蛋白質構造損傷という結果になることを見いだした。重要な点として,全体としてはより少ない重度のMoS2変性キャパシティーが見いだされたが再フィッティングされた力の場では蛋白質三次構造および局所二次構造の一部の変性が持続した。本研究は蛋白質構造へのMoS2の変性能力がこれまでに報告されたほどひどくないことを示唆し,蛋白質とこの有望な材料との動的相互作用に関する注目すべき知見を提供した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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原子・分子のクラスタ  ,  固-液界面 

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