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J-GLOBAL ID:201702252522930531   整理番号:17A1406704

トリアルキルスズ前駆体の有機リチオ化を介する[11C]二酸化炭素の直接固定による11C標識RXR(レチノイドX受容体)部分アゴニスト1-[(3,5,5,8,8-ペンタメチル-5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イル)アミノ]ベンゾトリアゾール-5-カルボン酸(CBt-PMN)の合成とそのPETイメージング

Synthesis of 11C-Labeled RXR Partial Agonist 1-[(3,5,5,8,8-Pentamethyl-5,6,7,8-tetrahydronaphthalen-2-yl)amino]benzotriazole-5-carboxylic Acid (CBt-PMN) by Direct [11C]Carbon Dioxide Fixation via Organolithiation of Trialkyltin Precursor and PET Imaging Thereof
著者 (12件):
資料名:
巻: 60  号: 16  ページ: 7139-7145  発行年: 2017年08月24日 
JST資料番号: D0102A  ISSN: 0022-2623  CODEN: JMCMAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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レチノイドX受容体(RXR)部分アゴニストである1-[(3,5,5,8,8-ペンタメチル-5,6,7,8-テトラヒドロナフタレン-2-イル)アミノ]ベンゾトリアゾール-5-カルボン酸(化合物1)は,RXR完全アゴニストである4-[1-(3,5,5,8,8-ペンタメチル-5,6,7,8-テトラヒドロ-2-ナフチル)エチニル]安息香酸(ベキサロテン)によって起こる副作用を起こすことなく,グルコース耐性と抗インスリン抵抗性を誘導することが判明している。ベキサロテンは齧歯類モデルにおいて抗アルツハイマー病と抗パーキンソン病活性を示すと報告されているため,化合物1も中枢神経系疾患(CNS)に対する効果を示すことが予想される。本研究では,ポジトロン放射断層撮影(PET)により化合物1の脳取り込みと生体内分布を調査するためのトレーサーとして炭素11にて放射能標識した[11C]化合物1を合成した。アルキルスズ前駆体を-20°Cにてリチオ化した後,得られたリチオ前駆体を11CO2によって直接カルボニル化することにより,[11C]化合物1を得ることができた。本方法は低温で実行できるという利点を有しており,π過剰系ヘテロ環を有する他の化合物の11CO2H-誘導体の合成にも役立つ可能性がある。マウスにおける[11C]化合物1を用いたPET/CTイメージング研究からは,化合物1が脳に分布していることが判明し,化合物1はCNS疾患治療のためにさらに開発するのに適している可能性がある。
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分類 (5件):
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標識化合物  ,  医用素材  ,  薬物の合成  ,  神経系の診断  ,  中枢神経系作用薬一般 
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