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J-GLOBAL ID：201702252572947537   整理番号：17A1516579

大地震に備える杭体・杭頭接合の新技術 狭隘・空頭制限下での場所打ち杭の施工事例

著者 (2件)： 滝沢聡 (JR東日本 構造技セ) ,  野澤伸一郎 (JR東日本 構造技セ)
資料名： 基礎工  (Foundation Engineering & Equipment, Monthly)
巻： 45  号： 11  ページ： 103-105  発行年： 2017年11月15日 
JST資料番号： S0884A  ISSN： 0285-5356  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 狭隘・空頭制限下で,列車の安全・安定輸送に配慮しながら大口径の場所打ち杭の施工を行った千葉駅改良工事の事例を紹介した。線路上空部に人工地盤を構築する箇所の杭は,狭隘で空頭制限がある箇所での施工となるため,最大3mの大口径の掘削に対応できる機械と超低空頭に対応できる掘削機械の2種類を開発した。孔壁の崩壊が懸念される範囲には,掘削と同時にライナープレートによる防護管を沈設させる孔壁防護併用場所打ち杭工法(機械名称:ポータルJET32)を用いた。ホーム下や高架下などの低空頭の施工環境(空頭2m)での掘削は,超低空頭場所打ち杭工法(機械名称:コンパクトリバースJET18)を用い,薬液注入により防護して実施した。

シソーラス用語： *場所打ち杭 ,  大地震 ,  高さ ,  *杭工事 ,  杭打機 ,  接合部 ,  杭頭 ,  空間 ,  千葉県 ,  改修 ,  *駅舎 ,  薬液注入 ,  掘削機 ,  保護 ,  *大口径杭 ,  鋼板 ,  矢板 ,  人工土地
準シソーラス用語： ライナプレート ,  狭隘空間 ,  孔壁防護 ,  杭頭接合部 ,  低空頭

分類 (2件)： 杭,杭基礎,矢板式基礎  (RA03080W) ,  停車場,操車場  (RC07040M)

引用文献 (3件)：

• 藤原寅士良,鈴木啓晋,小林寿子,竹田茂嗣:近接環境・超低空頭環境における場所打ち杭施工方法の開発,基礎工,Vol.43,No.8,2015.8.
• 藤原寅士良,野澤伸一郎:鉄道における狭隘箇所の施工課題と対策技術,基礎工,Vol.44,No.7,2016.7.
• 岡田尚千,滝沢聡,溝口洋一,竹田茂嗣:機能追加型リフターによる鉄筋かごの建込み,第67回土木学会年次学術講演会概要集,VI-413,2012.9.

タイトルに関連する用語 (7件)： 大地震 ,  杭 ,  杭頭接合 ,  狭隘 ,  制限 ,  場所打ち杭 ,  施工