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J-GLOBAL ID:201702252587434581   整理番号:17A0186231

自動運転に向けたセンサと制御 最新のセンサを用いた認識・制御技術 路側センサを用いた右折時衝突防止支援システムの効果評価

Effect Evaluation of Vehicle-Infrastructure Cooperative Right-Turn Collision Prevention System
著者 (4件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 48-54  発行年: 2017年02月01日 
JST資料番号: F0387A  ISSN: 0385-7298  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ITS(高度道路交通システム)の中で,路車・車車間通信による協調型運転支援システム(協調型システム)は,見通し外の車両や歩行者,信号の変わるタイミング等,自律型センサだけでは得られない先読みの情報を得ることができるシステムであるが,これは同時に,協調型のセンサであるともいえる。事故統計によると右折時衝突は信号交差点における交通事故の中で39%と最も多い。右折時衝突防止支援システムは,1)道路に設置したセンサで対向直進車の車速,距離,走行レーン等を検知し,2)無線通信によつて検知情報を右折車に伝達,3)車載機がHMI(Human Machine Interface)による視覚的,聴覚的な情報提供または注意喚起を行い,ドライバの認知,判断を支援する。支援の狙いは,右折すると危険な状況において,ドライバに安全に待機してもらうことである。今回の実験にあたっては,情報提供と注意喚起を組み合わせたHMIを開発した。愛知県豊田市内の6交差点13方路に右折時衝突防止支援システムのインフラを設置し,実験交差点とした。実験装置は,主に対向直進車の検知や検知情報の伝送などを行う「路側インフラ」と,路側インフラから受信したデータを処理しドライバに対向直進車ありなしの情報提供や注意喚起を行う「車載機」で構成される。実証実験で取得した右折データを,映像解析し,システム効果を考察した。システム有効率は見通しの悪い状況において54%となった。
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分類 (2件):
分類
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自動車事故,交通安全  ,  運転者 
引用文献 (10件):
  • 中村俊佑ほか:インフラ協調型右折時衝突防止支援システムの効果評価,自動車技術会論文集,Vol.46,No.2,p.449-454(2015)
  • 公益財団法人交通事故総合分析センター:イタルダ・インフォーメーション,No.95(2012)
  • 交通政策審議会陸上交通分科会自動車交通部会:交通事故のない社会を目指した今後の車両安全対策のあり方について(2011)
  • 森健二ほか:信号交差点における右折車のギャップアクセプタンス特性のモデル化,土木計画学研究・講演集,No.18(2),p.233-236(1995)
  • 上野裕史ほか:右折行動に関する運転行動分析,自動車技術,Vol.46,No.9,p.41-45(1992)
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