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J-GLOBAL ID:201702252608886258   整理番号:17A1433801

α4およびβ7インテグリンのin vivo中和は好酸球輸送を阻害し,マウスにおける熱帯性肺好酸球増加症時の肺損傷を予防する【Powered by NICT】

In vivo neutralization of α4 and β7 integrins inhibits eosinophil trafficking and prevents lung injury during tropical pulmonary eosinophilia in mice
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資料名:
巻: 47  号:ページ: 1501-1512  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0462B  ISSN: 0014-2980  CODEN: EJIMAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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インテグリンはホメオスタシスと炎症状態時の白血球輸送を調節する。しかし,熱帯性肺好酸球増多症(TPE)のフィラリア症状時の肺への好酸球移動を誘導するα4およびβ7インテグリンの役割は調べられていない。本研究では,TPE症状を示すマウスは,インテグリンα4およびβ7に対するin vivoでの中和抗体を投与したまたはそれらの組合せおよび免疫病理学的パラメータを評価した。結果は,抗α4~+β7治療を受けたマウスの気管支肺胞洗浄液および肺における無傷肺障壁,有意に低い肺炎症と減少した好酸球数を示した。還元好酸球ペルオキシダーゼとβ-ヘキソサミニダーゼ活性,炎症性遺伝子のダウンレギュレーション,プロスタグランジンE2およびD2のような炎症性脂質中間体の低い生産,ロイコトリエンB4とシステイニルロイコトリエンも抗α4~+β7処理したマウスで認められた。IL-4,IL-5とTGF-βの中心記憶,奏効記憶,制御性T細胞と低い生産蓄積の低下は,抗α4~+β7処理したマウス肺の他の基本的な特徴であった。抗α4~+β7処理したマウスからのフローサイトメトリー選別肺好酸球は,より高いアポトーシス能,下方制御された抗アポトーシス遺伝子Bcl-2を示し,IgG対照に比べて減少F-アクチン重合とカルシウム流入を示した。要約すると,α4~+β7インテグリンの中和は好酸球の遊走,活性化及び生存を阻害し,マウス肺におけるTPE誘発病理を低下させた。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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免疫反応一般 

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