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J-GLOBAL ID：201702252618277656   整理番号：17A0618426

kHz単一サイクル光パルスによって駆動される相対論的電子ビーム

Relativistic electron beams driven by kHz single-cycle light pulses

著者 (11件)： GUENOT D. (Univ. Paris-Saclay, Palaiseau, FRA) ,  GUSTAS D. (Univ. Paris-Saclay, Palaiseau, FRA) ,  VERNIER A. (Univ. Paris-Saclay, Palaiseau, FRA) ,  BEAUREPAIRE B. (Univ. Paris-Saclay, Palaiseau, FRA) ,  BOEHLE F. (Univ. Paris-Saclay, Palaiseau, FRA) ,  BOCOUM M. (Univ. Paris-Saclay, Palaiseau, FRA) ,  LOZANO M. (Univ. Paris-Saclay, Palaiseau, FRA) ,  JULLIEN A. (Univ. Paris-Saclay, Palaiseau, FRA) ,  LOPEZ-MARTENS R. (Univ. Paris-Saclay, Palaiseau, FRA) ,  LIFSCHITZ A. (Univ. Paris-Saclay, Palaiseau, FRA) ,  FAURE J. (Univ. Paris-Saclay, Palaiseau, FRA)
資料名： Nature Photonics  (Nature Photonics)
巻： 11  号： 5  ページ： 293-296  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： W2212A  ISSN： 1749-4885  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： レーザープラズマ加速は,電子を非常に短い距離で高いエネルギーに加速する新技術である。加速された電子バンチの持続時間はフェムト秒であるため,超高速イメージングやフェムト秒X線生成などの応用に特に適している。現在のレーザープラズマ加速では,ジュール級のレーザーシステムを用いて100MeV~数GeVの電子が得られている。そうしたシステムは,比較的規模が大きく,繰り返し率が低く,よくても毎秒数ショットである。それでも,レーザープラズマ加速技術がもっと高い繰り返し率まで拡張されれば,より低い電子エネルギーを必要とする用途に極めて有用であると思われる。今回我々は,単一サイクルレーザーパルスを用いて,高品質のMeV相対論的電子ビームを駆動することによって,レーザーシステムのkHz動作と劇的な小型化を可能にしている。数値シミュレーションによって,電子バンチ長がわずか約1fsであることが示されている。我々は,こうしたkHzフェムト秒相対論的電子線源の出現によって,例えば10fs未満というかつてない分解能での物質の超高速電子線回折など,影響の広い応用への道が開かれると予想している。Copyright Nature Japan KK 2017

シソーラス用語： *相対論的電子ビーム ,  駆動場 ,  シミュレーション ,  数値解析 ,  レーザシステム ,  *レーザプラズマ ,  *レーザパルス ,  高速電子回折 ,  プラズマ加速 ,  フェムト秒 ,  ビームバンチング ,  加速器
準シソーラス用語： レーザー加速 ,  数値シミュレーション ,  電子バンチ

分類 (2件)： 電子ビーム,イオンビーム  (BD02030F) ,  プラズマ一般  (BJ02010B)

タイトルに関連する用語 (2件)： 光パルス ,  相対論的電子ビーム