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J-GLOBAL ID:201702252619789075   整理番号:17A1627792

siRNA送達のためのアミノ酸官能化りん酸カルシウムナノ粒子の合成とキャラクタリゼーション【Powered by NICT】

Synthesis and characterization of amino acid-functionalized calcium phosphate nanoparticles for siRNA delivery
著者 (5件):
資料名:
巻: 158  ページ: 175-181  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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低分子干渉RNA(siRNA)は約20 27ヌクレオチドの短い核酸フラグメント,特異的遺伝子の発現を阻害する可能性がある。siRNAに基づくRNAi技術は様々な疾患の治療のための有望な方法として出現した。しかし,siRNAの治療的使用における主要な制限は血漿と細胞細胞質におけるその急速な分解は,短い半減期をもたらした。さらに,siRNA分子は効率的に細胞に侵入することができないので,その送達のため担体システムを使用する必要がある。本研究では,化学的および形態的に異なるリン酸カルシウム(CaP)ナノ粒子,球状ヒドロキシアパタイト(HA s),針状ヒドロキシアパタイト(HA n)とカルシウム欠乏ヒドロキシアパタイト(CDHA)ナノ粒子をゾル-ゲル法で合成し,siRNAの結合能に及ぼす粒子特性の影響を調べた。遺伝子負荷効率を向上させるために,ナノ粒子はアルギニンおよび形態学的で官能化し,それらの構造特性を解析した。アルギニンの添加は粒径を有意に変化させなかった;が,すべてのタイプのCaPナノ粒子のためのsiRNAの有意に増加した結合を提供し,分光光度測定分析により明らかにされた。アルギニン官能化HAナノ粒子は,その高い,正のゼータ電位(+18.8mV)とCa~++リッチ「c」面の高い表面積のため,他のナノ粒子間のsiRNAによる最良の結合挙動を示した。MTT細胞毒性試験は,試験した全てのナノ粒子は生体適合性であることを示した。著者らの結果によれば,三つの変性非毒性CaPナノ粒子の高いsiRNA封入は癌を治療するための治療的siRNA分子のデリバリーのための非ウイルスベクターとしてそれらを有望な候補であることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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物理薬剤学  ,  塩 
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