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J-GLOBAL ID：201702252660016796   整理番号：17A1089909

遺伝子組換Saccharomyces cerevisiaeによるベツリンからの五環性トリテルペノイド化合物ベツリン酸の無細胞生産

Cell-Free Production of Pentacyclic Triterpenoid Compound Betulinic Acid from Betulin by the Engineered Saccharomyces cerevisiae

著者 (5件)： WU Jianan (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN) ,  NIU Yongwu (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN) ,  BAKUR Abdelmoneim (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN) ,  LI Hao (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN) ,  CHEN Qihe (Zhejiang Univ., Hangzhou, CHN)
資料名： Molecules (Web)  (Molecules (Web))
巻： 22  号： 7  ページ： WEB ONLY  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： U7014A  ISSN： 1420-3049  CODEN： MOLEFW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ベツリン酸は様々な生物活性を示す植物二次代謝産物である。近年,いくつかのCYP716Aサブファミリー遺伝子はC-28酸化が可能な多機能性オキシダーゼをコードすると同定された。CYP716A12はベツリンを修飾できるベツリンC-28オキシダーゼとして同定された。本研究の目的は,Saccharomyces cerevisiae中にArabidopsis thaliana由来ATR1およびMedicago truncatula由来CYP716A12を共発現させることで,ベツリンのベツリン酸への変換を誘導することである。遺伝子組換え酵母から抽出したミクロソーム蛋白質はベツリンのベツリン酸への変換をうまく触媒した。また,細胞の断片化,蛋白質抽出法および変換条件の最適化を行った。応答表面法を応用した結果,ベツリン酸の最適収量は18.70%に達した。最適化後,ベツリンの収率と変換率はそれぞれ83.97%と136.39%増加した。これらの結果は,多様な遺伝子組換え微生物におけるベツリン酸の持続可能な生産のための知見と戦略を与えるかもしれない。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 組換 ,  *Saccharomyces cerevisiae ,  *トリテルペン ,  無細胞系 ,  二次代謝産物 ,  オキシダーゼ ,  Arabidopsis thaliana ,  タンパク質キナーゼ ,  ウマゴヤシ属 ,  チトクロームP450 ,  *微生物学的反応 ,  遺伝子発現 ,  オレフィン化合物 ,  脂環式アルコール ,  五環トリテルペン ,  ジオール ,  第二アルコール
準シソーラス用語： 遺伝子組換 ,  *トリテルペン類 ,  植物二次代謝産物 ,  ATRキナーゼ ,  Medicago truncatula ,  *微生物変換 ,  共発現

分類 (3件)： トリテルペン  (CF10024I) ,  微生物の生化学  (EG03020N) ,  発酵生産一般  (FK01010B)

物質索引 (2件)： ベツリン ,  ベツリン酸

タイトルに関連する用語 (7件)： 遺伝子組換 ,  Saccharomyces ,  ベツリン ,  環 ,  トリテルペノイド ,  ベツリン酸 ,  細胞