文献

J-GLOBAL ID：201702252708189456   整理番号：17A1017805

生物相複合汚染を伴う土壌カドミウム生物利用性予測のための現場外方法と現場DGT測定法との比較

Comparison of in situ DGT measurement with ex situ methods for predicting cadmium bioavailability in soils with combined pollution to biotas

著者 (7件)： WANG Peifang (Hohai Univ., Nanjing, CHN) ,  LIU Cui (Hohai Univ., Nanjing, CHN) ,  YAO Yu (Hohai Univ., Nanjing, CHN) ,  WANG Chao (Hohai Univ., Nanjing, CHN) ,  WANG Teng (Hohai Univ., Nanjing, CHN) ,  YUAN Ye (Hohai Univ., Nanjing, CHN) ,  HOU Jun (Hohai Univ., Nanjing, CHN)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 75  号： 9/10  ページ： 2171-2178  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,Zn複合汚染との土壌中のCd生物利用性を,土壌溶液濃度を用いたDGT(薄膜拡散勾配法)技術と,従来型抽出法(酢酸,EDTA,酢酸ナトリウム及び塩化カルシウム)と比較し,系統的に検討した。試験対象には小麦とトウモロコシを選択した。結果から,単純Cd汚染土壌は,小麦とトウモロコシ成長を顕著に阻害し,シュートと根のバイオマスは両方とも顕著に低下した(P<0.05)。Zn添加により,Cd誘導生理学毒性へ強い拮抗作用を示した。両植物のCd濃度と土壌中の各方法によるCd生物利用性間には正相関があり,DGT技術は,従来技術と較べ,植物へのCd生物利用性の良い予測法といえる。DGT技術は現場使用が可能であり,より広い使用が期待される。

シソーラス用語： 水質調査 ,  生物相 ,  汚染 ,  *カドミウム ,  *バイオアベイラビリティ ,  実験 ,  *予測 ,  亜鉛 ,  土壌汚染 ,  塩化カルシウム ,  コムギ ,  トウモロコシ ,  シュート【植物器官】 ,  根 ,  成長阻害 ,  バイオマス ,  拮抗作用 ,  相関 ,  複合汚染 ,  計測 ,  重金属汚染 ,  現場 ,  生理学 ,  毒性 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  アミノカルボン酸 ,  ジアミン ,  脂肪酸 ,  薬物 ,  カルボン酸塩
準シソーラス用語： DGT ,  ex situ実験 ,  カドミウム汚染 ,  薄膜拡散勾配法

分類 (3件)： カドミウムとその化合物  (SB05022I) ,  土壌汚染  (FB04100T) ,  薄層クロマトグラフィー  (CC04015C)

物質索引 (3件)： EDTA ,  酢酸 ,  酢酸ナトリウム

タイトルに関連する用語 (9件)： 生物相 ,  複合汚染 ,  土壌 ,  カドミウム ,  生物利用性 ,  予測 ,  現場 ,  DGT ,  測定法