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J-GLOBAL ID：201702252768764695   整理番号：17A0581337

複数モデルで得られたエアロゾル光学特性と空間的に連成した地上・衛星測定結果との比較

Comparing multiple model-derived aerosol optical properties to spatially collocated ground-based and satellite measurements

著者 (3件)： OCKO Ilissa B. (Princeton Univ., New Jersey, USA) ,  OCKO Ilissa B. (Environmental Defense Fund, New York, USA) ,  GINOUX Paul A. (NOAA, New Jersey, USA)
資料名： Atmospheric Chemistry and Physics (Web)  (Atmospheric Chemistry and Physics (Web))
巻： 17  号： 7  ページ： 4451-4475 (WEB ONLY)  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： U7039A  ISSN： 1680-7316  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 人為起源エアロゾルは,地球の気候を支配する重要な要素であり,人為起源気候変動で中心的役割を果たす。しかし,エアロゾルの複雑な物理的,光学的,動的な性質により,エアロゾルは気候モデルの最も不確実な側面の1つである。幸いなことに,過去数10年にわたるエアロゾル計測網は,世界の多くの場所での長期観測をもたらした。更に,いくつかの異なる測定技術(地上や衛星機器など)からのデータセットの可用性が科学者のモデリング改善を援ける。本研究では,空間的に連成した機器からのデータによる,幾つかのモデルシミュレーションによるエアロゾル特性を評価する値を調べた。2つの著名な全球気候モデル(地球物理流体力学研究所,GFDL,CM2.1とCM3)でのエアロゾル光学的厚さ(AOD;全体,散乱,吸収),単一散乱アルベド(SSA),オングストローム指数(α),消散の鉛直分布を世界7か所の汚染とバイオマス燃焼地域での連成機器(AErosol RObotic NETwork,AERONET及びCloud-Aerosol Lidar with Orthogonal Polarization,CALIOP)による季節的観測結果と比較した。マルチパラメータ評価がモデルバイアスに重要な知見をもたらし,連成機器からのデータがエアロゾルを支配する物理学を明らかにし,カラム特性が重要な鉛直特徴を消し去り,”改良”モデルが総ての側面が改良されることを意味しないことを明らかにした。モデルで得たエアロゾル特性を評価するときに,すべての可用なデータ(パラメータと機器)を利用することが重要であると結論付けた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *エアロゾル ,  光学的厚さ ,  光学的性質 ,  *気候モデル ,  アルベド ,  指数 ,  係数 ,  光学定数 ,  観測網 ,  季節的変動 ,  分光放射計 ,  観測 ,  比較 ,  大気光学 ,  LIDAR
準シソーラス用語： レーザレーダ ,  AERONET ,  Angstrom指数 ,  CALIOP ,  GFDL-CM ,  MISR【放射計】 ,  MODIS ,  エアロゾル光学的厚さ ,  *エアロゾル光学特性 ,  衛星観測 ,  消散係数 ,  全球気候モデル ,  大気エアロゾル ,  単一散乱アルベド ,  地上観測

分類 (3件)： 粒状物調査測定  (SB03060E) ,  放射,大気光学  (DC05080C) ,  対流圏・成層圏の地球化学  (DD01020P)

タイトルに関連する用語 (4件)： モデル ,  エアロゾル光学特性 ,  地上 ,  衛星測定