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J-GLOBAL ID:201702252816885338   整理番号:17A0716108

抗炎症活性と鎮痛活性のために設計した新規のブルシンゲル経皮送達系

A Novel Brucine Gel Transdermal Delivery System Designed for Anti-Inflammatory and Analgesic Activities
著者 (9件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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伝統的な漢方薬としてStrychnos nux-vomica L.の種子は良い抗炎症活性と鎮痛活性を有する。しかし,この種子は,通常,経口投与で胃腸刺激と全身性の毒を生じる。本研究では,新規のゲル経皮送達系がStrychnos nux-vomicaから抽出した主要有効成分のブルシンを含むことを発見した。結果から,ブルシンゲル系はラットのアジュバント関節炎モデルで関節炎の症状と滑膜細胞の増殖を阻害することが示されたが,このことはリューマチ性関節炎に対する治療効果を示していた。一方,ブルシンゲル系は,マウス耳介腫脹試験でキシレンにより誘発した耳の浮腫を有意に緩和し,これはブルシンゲル系の抗炎症特性を明らかにした。さらに,ホルマリン試験で足へのホルマリン注入の痛みを和らげ,これはブルシンゲル系の鎮痛効果を明らかにした。加えて,in vitroでの抗炎症試験でブルシンは細胞の生存性に影響することなく,リポ多糖(LPS)により誘導したプロスタグランジンE2(PGE2)産生を有意に阻害したので,その抗炎症作用と鎮痛作用がプロスタグランジン合成の阻害と関連していることが明らかになった。ブルシンゲルは,炎症疾患の治療での経皮送達のための将来性のある担体であることを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生体物質一般  ,  植物の生化学  ,  アルカロイド  ,  消炎薬の基礎研究  ,  抗腫よう抗生物質の基礎研究 

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