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J-GLOBAL ID:201702252819179515   整理番号:17A1633205

感熱ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)ナノゲルの制御された蛋白質吸着とデリバリー【Powered by NICT】

Controlled protein adsorption and delivery of thermosensitive poly(N-isopropylacrylamide) nanogels
著者 (7件):
資料名:
巻:号: 39  ページ: 7974-7984  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2382A  ISSN: 2050-750X  CODEN: JMCBDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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感熱ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)(PNIPAM)ナノゲルの制御された蛋白質吸着とデリバリーは,モデル蛋白質としてウシ血清アルブミン(BSA)を用いて,種々の温度,pH値とイオン強度下で調べた。脱イオン水中のBSA吸着は1つまたは温度とpH値に依存して四つの寄与,すなわちBSA及びナノゲル間の静電引力,BSAへのナノゲルの焼付き作用,BSA及びナノゲル間の疎水性相互作用,及びBSAの物理的拡散のいくつかに起因していた。37°CおよびpH=4.0では,23.5μg/mg~( 1)の最大BSA吸着は静電引力(48%)>把握作用(21%)>疎水性相互作用(16%)>物理的拡散(15%)後四寄与によって達成された。種々の塩化ナトリウム溶液中のBSA吸着は0.03Mで最大17.2μg/mg~( 1)を示したが,これはNa~+イオンの電荷遮蔽,BSAの塩析およびナノゲル凝集により影響を受けた。ほとんど吸着したBSA分子はナノゲル内部に数定在を除いてナノゲル表面に分布していた。吸着BSAを制御温度とpH値を調整することにより,ドデシル硫酸ナトリウムの助けを借りて放出することができた。塩酸溶液(pH 4.0)に吸着されたBSAの立体配座は,酸性環境とBSA及びナノゲル間の静電引力により変化したが,BSAは脱イオン水または生理食塩水に供給された時には完全に回収することができた。本研究は,担体としてのPNIPAMベースヒドロゲルを用いた蛋白質の制御可能な吸着とデリバリーを設計するために有益である。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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