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J-GLOBAL ID:201702252832771475   整理番号:17A0575126

選択的な癌細胞根絶のためのカタラーゼ修飾型不均一フェントン反応:肺癌細胞の治療に有効な薬剤としてのSnFe2O4ナノ結晶

Catalase-Modulated Heterogeneous Fenton Reaction for Selective Cancer Cell Eradiation: SnFe2O4 Nanocrystals as an Effective Reagent for Treating Lung Cancer Cells
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 1273-1279  発行年: 2017年01月18日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ワンステップ担体溶媒支援型界面反応プロセスによりSnFe2O4ナノ結晶を生産し,ヒト肺癌細胞系H460に適用した。特に,治効に対するナノ結晶凝集程度の効果を調べた。音波処理により得られた小サイズのSnFe2O4凝集体が,癌細胞へのSnFe2O4凝集体の細胞取込みに有利であり,その後不均一フェントン反応を通して致死的なヒドロキシルラジカルの産生を引き起こすと推定した。その細胞毒性効果は,癌細胞内の高濃度のH2O2により誘導され,SnFe2O4凝集体の表面上での不均一フェントン反応を通して高濃度のヒドロキシルラジカル環境をもたらすことを示した。他方,正常細胞ではカタラーゼが癌細胞より著しく高い濃度で存在するため,SnFe2O4ナノ結晶の誘導するアポトーシス細胞死が効果的に阻害されることを,in vitro細胞毒性研究から見出した。不均一フェントン反応のカタラーゼによる修飾効果は,不均一なフェントン反応による癌細胞治療を目指した選択的癌細胞根絶の達成に重要な役割を果たすことを明らかにした。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般  ,  光化学反応,ラジカル反応  ,  腫ようの薬物療法  ,  不均一系触媒反応 

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