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J-GLOBAL ID:201702252837117931   整理番号:17A1709446

C末端ドメインにおける点置換と先天性疾患に関連した3αB-クリスタリン変異体のいくつかの性質【Powered by NICT】

Some properties of three αB-crystallin mutants carrying point substitutions in the C-terminal domain and associated with congenital diseases
著者 (3件):
資料名:
巻: 142  ページ: 168-178  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0147A  ISSN: 0300-9084  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ある筋疾患及び白内障を含む先天性ヒト疾患に関連したαB-クリスタリン(HspB5)のG154S,R157HとA171T変異体の物理化学的性質を調べた。G154SとA171T変異体により形成されたオリゴマは野生型HspB5のそれと区別できないサイズと見かけの分子量を持っていたが,R157H変異体により形成されたオリゴマのサイズはわずかに小さかった。全変異体は熱安定性が低く,野生型蛋白質よりも低い温度で凝集し始める。すべての変異体は効果的にHspB1の三重リン酸擬態変異体と相互作用し,類似組成の大きなヘテロオリゴマー複合体を形成する。すべての変異体は二--蛋白質のモル比に依存するサイズと組成を持つHspB6成形ヘテロオリゴマー複合体と相互作用する。野生型H spB5及びそのG154SとA171T変異体はH spB6とのみ高い分子量(300 450 kDa)ヘテロオリゴマー複合体を形成したが,R157H変異体は高および低(~120 kDa)分子量複合体を形成する。野生型H spB5及びそのG154SとA171T変異体はHspB4二種類のヘテロオリゴマーを形成するが,R157H変異体はHspB4持ったヘテロオリゴマーを形成した。ミオシンまたはβ_LクリスタリンのサブフラグメントS1はモデル基質として用いたとき,G154SとA171T変異体は野生型蛋白質よりも低いシャペロン様活性を有していた。これらの基質を用いて,R157H変異体は野生型HspB5と同等または高いシャペロン活性を示した。はC末端領域の変異はコアα-クリスタリンドメインにIP(I/V)モチーフの結合を調節することを仮定した。R157H変異はこのモチーフのすぐ近くに位置している。このような変調は,パートナーおよび基質とHspB5の相互作用変化を引き起こし,最終的に病理学的過程につながる可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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蛋白質・ペプチド一般 

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