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J-GLOBAL ID:201702252840737774   整理番号:17A0716143

トランスクリプトームデータを用いたシステム生物学のアプローチは食餌性リジンの影響を受けたブタの骨格筋における遺伝子と経路を明らかにする

A Systems Biology Approach Using Transcriptomic Data Reveals Genes and Pathways in Porcine Skeletal Muscle Affected by Dietary Lysine
著者 (6件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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3つの食餌療法に無作為に割り当てられた9つの交雑種仕上げ去勢ブタ(体重94.4±6.7kg)を使用して,筋肉成長に関連する代謝およびシグナル伝達経路に対する食餌性リジンの効果を調べた。リジン欠乏(4.30g/kg),リジン適量(7.10g/kg),またはリジン過剰(9.80g/kg)食を5週間給餌した後,個々のブタの背棘から筋肉サンプルを採取し,その後全RNAを抽出した。Affymetrix Porcine Gene 1.0 STアレイを用いて19211遺伝子の発現レベルを定量した。マイクロアレイデータの統計的ANOVA分析は,674の転写物が差次的に発現されることを示した(p≦0.05レベルで)。131の転写物のうち60個(p≦0.01レベル)がNetAffxデータベースに注釈された。Ingenuity Pathways Analysisは,食餌性リジンの欠乏が以下の結果につながり得ることを示した。(1)アップレギュレートされたDNAJA1,HSP90AB1,およびUBE2B mRNAによって示されるような,ユビキチン化経路を介した筋肉蛋白質の分解の増加(2)アップレギュレートされたRND3およびZIC1 mRNAを介した筋肉蛋白質合成の減少(3)アップレギュレートされたPHGDHおよびPSPH mRNAを介したセリンおよびグリシン合成の増加(4)アップレギュレートされたME1,SCD,およびCIDEC mRNAを介した脂質蓄積の増加。食餌性リジン過剰は,次の結果につながり得る。(1)ダウンレギュレートされたDNAJA1,HSP90AA1,HSPH1,およびUBE2D3 mRNAを介した筋肉蛋白質分解の減少(2)ダウンレギュレートされたCFDおよびME1 mRNAを介した脂質生合成の減少。まとめると,食餌性リジンは,仕上げ豚の骨格筋における蛋白質代謝回転および脂質代謝を調節するためのシグナル伝達分子として機能する可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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筋肉  ,  遺伝子発現 
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