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J-GLOBAL ID:201702252852241036   整理番号:17A1809030

JIS安全靴における耐滑性の検証と上位基準の検討-滑りやすい床面での歩行実験による評価-

著者 (3件):
資料名:
号: 47  ページ: 57-61  発行年: 2017年10月31日 
JST資料番号: F0881B  ISSN: 1882-8329  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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安全靴の滑りにくさの基準としてJISで規定された耐滑性(たいかつせい)が存在するが,実際の歩行において滑りを抑制するのに妥当なのかは報告されていない。更に現行の耐滑性基準が策定されて10年以上が経過し,当時よりも耐滑性能が向上していることから上位基準の検討が必要と考えられる。本研究はこれら耐滑性の2つの課題を検証するため,動摩擦係数が0.12から0.64までの5種類の靴を用い,滑りやすい傾斜面での歩行時の滑り発生角度,急速な前後移動を伴うステッピング課題における主観評定値等の分析を行った。その結果,現行の耐滑基準である動摩擦係数0.20は前後移動の滑りを抑制する基準として妥当であることが確認された。また,動摩擦係数が0.1向上すると傾斜面において滑り発生角度が有意に約2度増加することが分かったが,主観的な滑りにくさの差異を感知できるレベルまでを考慮するなら動摩擦係数0.6程度が必要と示唆された。これら結果はJIS T8101原案作成委員会に報告し,動摩擦係数0.30が耐滑性の上位基準として新たに採用された。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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安全管理  ,  人間機械系 
引用文献 (4件):

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