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J-GLOBAL ID：201702252922480056   整理番号：17A1437446

多層カーボンナノチューブで強化したポリカーボネートのナノ複合材料の熱的挙動と機械的性質【Powered by NICT】

Thermal behavior and mechanical properties of nanocomposites of polycarbonate reinforced with multiwalled carbon nanotubes

著者 (3件)： Wang Lijun (Faculty of System Science and Technology, Department of Machine Intelligence and Systems Engineering, Akita Prefectural University, Yurihonjo, Akita, 015-0055, Japan) ,  Qiu Jianhui (Faculty of System Science and Technology, Department of Machine Intelligence and Systems Engineering, Akita Prefectural University, Yurihonjo, Akita, 015-0055, Japan) ,  Sakai Eiichi (Faculty of System Science and Technology, Department of Machine Intelligence and Systems Engineering, Akita Prefectural University, Yurihonjo, Akita, 015-0055, Japan)
資料名： Polymer Composites  (Polymer Composites)
巻： 38 Suppl S1  ページ： E303-E313  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0987A  ISSN： 0272-8397  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： PC/MWCNT,多層カーボンナノチューブ(MWCNT)を各種含有率(0 10 wt%)で強化されたポリカーボネート(PC)のナノ複合材料を,2段分散プロセスで調製した押出とそれに続く射出成形した。調製されたナノ複合材料の熱的,機械的及び動的機械的性質に及ぼすMWCNT含有量と射出条件の影響を調べ,比較した。熱重量分析は,小さなMWCNT含有量(すなわち,1wt%)は,ナノ複合材料の熱安定性を改善するためのより好都合であることを示した。機械的性質の解析は,低いMWCNT含有量を持つナノ複合材料の引張特性は,PCのそれと同等であることを示した含有量が10wt%に増加すると,引張強さと曲げ強さはPCの値から,それぞれ,35%および47%減少した。衝撃強さと微小硬さは改善されたが,MWCNT含有量を増加させた。動的機械分析の結果は,PCの貯蔵弾性率は,MWCNTの導入によって増加し,特に高温であったことを示した。走査電子顕微鏡も行っナノ複合材料の微細構造を調べることであった。射出成形によるMWCNTの取り込みはPCの熱的,機械的及び動的機械的性質の向上に最も効果的であったと結論した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ナノ複合材料 ,  微小硬さ ,  引張強さ ,  *機械的性質 ,  動的機械分析 ,  *多層カーボンナノチューブ ,  微細構造 ,  曲げ強さ ,  動弾性係数 ,  熱安定性 ,  *ポリカーボネート ,  衝撃強さ ,  射出成形
準シソーラス用語： 引張特性 ,  射出 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 充填剤,補強材  (YH05030J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 多層カーボンナノチューブ ,  強化 ,  ポリカーボネート ,  ナノ複合材料 ,  挙動 ,  機械的性質