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J-GLOBAL ID:201702252966041171   整理番号:17A0500637

高温融体物性研究の推移と展望

著者 (1件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 170-174(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F0163A  ISSN: 1340-2625  CODEN: MTERE2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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高温融体は高温で液体状態にあるものを指し,金属や塩,酸化物であるスラグやガラスなどである。大部分の金属は製造時において液体状態を経由し,その際,スラグが大きな役割を果たしている。この様に高温融体は工業プロセスにおいて大規模に取り扱われるために,化学的性質と共に溶融温度など様々な物性値に関する情報が不可欠となる。そこで本稿では,これまでの高温融体物性研究の推移と展望について解説した。まず,高温融体物性の研究の推移(物性値取得のプロジェクト)を解説した上で,その物性値測定と基本的事項(装置の設計・製作に当たり特に留意すべき点)について説明した。次に,融体物性として重要な密度(アルキメデス法),粘度(細管法や回転振動法),表面張力(毛管上昇法など),および熱的性質の測定方法(比熱や熱容量,混合熱などとその測定法)を解説した。最後に,浮遊液滴法(空中に試料を浮遊・溶融させ,その画像から種々の物性値を求める方法)について説明した。
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分類 (2件):
分類
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流体の実験・試験・測定方法及び装置  ,  レオロジー一般 
引用文献 (45件):
  • (1) 木村融液動態プロジェクトシンポジウム報告資料,新技術事業団,(1995).
  • (2) 宇宙環境利用推進センター:平成11年度低損失電力制御素子用高品質結晶材料創製技術開発成果報告書(2000),新エネルギー・産業技術総合開発機構.
  • (3) Ed. by R. A. Rapp: Physicochemical Measurements in Metals Research, Vol. IV: Interscience Publishers (1970), New York.
  • (4) 日本鉄鋼協会編:溶鉄・溶滓の物性値便覧,日本鉄鋼協会,(1972).
  • (5) 白石 裕・阿座上竹四編:高温物性の手作り実験室,アグネ技術センター,(2011).
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タイトルに関連する用語 (4件):
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