文献

J-GLOBAL ID：201702253001884077   整理番号：17A1180032

ホスホマイシン:尿分離株を越えた多剤耐性分離株に対するin vitro有効性【Powered by NICT】

Fosfomycin: In vitro efficacy against multidrug-resistant isolates beyond urinary isolates

著者 (3件)： Demir Tulin (Ahi Evran University Research and Training Hospital, Microbiology Department, Kirsehir, Turkey) ,  Demir Tulin (Public Health Institution of Turkey, National Reference Laboratory of Microbiology, Ankara, Turkey) ,  Buyukguclu Tuncay (Ministry of Health, Public Healthcare Center, Karabuek, Turkey)
資料名： Journal of Global Antimicrobial Resistance  (Journal of Global Antimicrobial Resistance)
巻： 8  ページ： 164-168  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3403A  ISSN： 2213-7165  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ホスホマイシン(FOF)はグラム陰性菌に対して活性殺菌抗菌薬,多剤耐性(MDR)およびメタロ-β-ラクタマーゼ(MBL)産生腸内細菌科を含んでいる。しかし,データは尿路感染症(UTI)を越えて薬の使用に関する少ない。本研究では,290種類のMDR腸内細菌科分離株の間の転倒恐怖感に対する感受性率は勾配とディスク拡散試験によって分析し,その結果は,臨床・検査標準協会(CLSI)に従った寒天平板希釈と比較した。分離株IPM resistant/intermediate感受性分離株に対するイミペネム(IPM)の最小発育阻止濃度(MICs)を傾斜試験で決定した。添加では,勾配試験はMBL産生を決定するために用いた。290基質特異性拡張型βラクタマーゼ(ESBL)-陽性単離菌のうち,60(20.7%)は転倒恐怖感に耐性であり,Morganella spp.のためのEscherichia coli,Enterobacter spp.の28.0%,35.7%Klebsiella spp.,50.0%で9.5%の速度であった。290ESBL陽性分離株の中で,19(6.6%)は,IPMにresistant/intermediate感受性であった。さらに,広範囲薬剤耐性(XDR)の72.2%とカルバペネム耐性分離株の61.1%が転倒恐怖感に耐性であった。in vitro FOF活性は血液(86.9%)と泌尿生殖器(91.7%)分離株の間で高かった。転倒恐怖感は,広範囲の感染症のための優れた活性を示した。が,その臨床的有効性を評価するために必要なさらなる試験。転倒恐怖感はカルバペネム耐性分離株に対しても良好な活性を示し,非UTI分離株に対する治療選択肢であるかもしれないが,ESBL産生Klebsiella spp.に関連した感染症に対する注意して使用すべきである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 感受性 ,  グラム陰性菌 ,  β-ラクタマーゼ ,  最小発育阻止濃度 ,  殺菌 ,  尿路感染症 ,  *多剤耐性 ,  Klebsiella ,  抗細菌薬 ,  単離 ,  *in vitro実験 ,  基質特異性
準シソーラス用語： カルバペネム耐性 ,  メタロ-β-ラクタマーゼ ,  *分離株 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： ホスホマイシン ,  抗菌薬耐性 ,  非尿分離株 ,  基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ ,  ESBL ,  腸内細菌科

分類 (2件)： 感染症・寄生虫症の診断  (GD01020S) ,  微生物検査  (GC02030H)

タイトルに関連する用語 (5件)： ホスホマイシン ,  尿 ,  分離株 ,  多剤耐性 ,  有効性