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J-GLOBAL ID:201702253001955508   整理番号:17A1552272

ホスト-ゲスト原理を用いた揮発性有機化合物の検出のためのピラー[5]アレーン-キノリンLangmuir-Blodgett薄膜の作製【Powered by NICT】

Preparation of pillar[5]arene-quinoline Langmuir-Blodgett thin films for detection of volatile organic compounds with host-guest principles
著者 (5件):
資料名:
巻: 142  号: 19  ページ: 3689-3698  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0392A  ISSN: 0003-2654  CODEN: ANALAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,有機材料としての新規なピラー[5]アレーン-キノリン(P5Q)を,Langmuir-Blodgett(LB)薄膜を作製するために使用し,その有機蒸気感知特性を研究した。LB堆積過程は,UV-可視分光法,原子間力顕微鏡(A FM),走査電子顕微鏡(SEM)及び水晶微量天秤(QCM)技術によって特性化した。層当たりの典型的な周波数シフトは層当たり31.75Hzとして得られ,石英結晶上に堆積した質量は1層539.69ngであると計算した(2.03 ng mm~ 2)。適合した表面プラズモン共鳴(SPR)データを用いて,この材料の膜厚を計算した。単層の厚さは1.26±0.09nmであると計算された。QCMおよびSPRシステムは,揮発性有機化合物(VOCs)への曝露の間の大環状LB膜のガス検知性能を研究した。大環状LB薄膜は本研究で用いた他の蒸気よりもジクロロメタンにより敏感であった。ジクロロメタン蒸気にP5Q QCMセンサの感度と検出限界性能は,14.751Hz ppm~ 1および0.203ppmと計算された。これらの結果は,P5Q材料は,室温での有機蒸気のセンシングデバイスとして有望であることを示した。コロイド及び界面科学の伝統的技術であるLangmuir-Blodgettにもかかわらず,本研究はピラーアレーンLB膜の最初のガスセンサ応用を提示した。P5Qの特異な対称性ピラー構造のため,ピラー[5]アレーン分子の自己集合は,ミセル,ベシクル,及び管のような様々な特性ナノメータスケールアーキテクチャが得られると考えられる。Copyright 2019 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
分類
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土壌物理  ,  ガスクロマトグラフィー  ,  生体物質一般  ,  食品の分析  ,  水中の汚染物質の物理分析 

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