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J-GLOBAL ID:201702253161071894   整理番号:17A1445354

デフェロキサミン活性化低酸素誘導因子-1は糖尿病ラットにおけるセボフルランポストコンディショニングの心保護作用を回復させる【Powered by NICT】

Deferoxamine-activated hypoxia-inducible factor-1 restores cardioprotective effects of sevoflurane postconditioning in diabetic rats
著者 (14件):
資料名:
巻: 221  号:ページ: 98-114  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0651A  ISSN: 1748-1708  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:セボフルランポストコンディショニング(SpostC)の心臓保護効果は糖尿病条件下で除去されると,この現象の基礎となる機構は不明のままである。多くの研究は,心筋における低酸素誘導因子-1(HIF 1)シグナル伝達経路は,糖尿病条件下で低下していることを実証した。本研究はHIF-1シグナル伝達経路のデフェロキサミン(DFO)誘導活性化は,糖尿病ラットにおけるSpostCの心臓保護効果を回復させることができるかどうかを調べることであった。心筋虚血/再潅流(I/R)損傷のモデル【方法】は左前下行枝の結紮により誘導した。SpostCを,1.0MACセボフルランを投与することにより行った。I/R損傷を誘導後,以下のパラメータを測定した:心筋梗塞サイズ,心機能,心筋超微細構造,ミトコンドリア呼吸機能,呼吸鎖酵素活性,反応性酸素種(ROS)生成の速度,及びHIF-1αの蛋白質発現,血管内皮成長因子(VEGF),切断されたカスパーゼ 3,Bcl-2およびBaxした。【結果】糖尿病ラットの障害心筋におけるDFO活性化H IF-1後,SpostCはHIF-1αとその下流メディエータVEGFの蛋白質発現を有意にアップレギュレートした。これは心筋ミトコンドリア呼吸機能と呼吸鎖酵素活性を改善し,ROS産生だけでなく,開裂カスパーゼ-3とBaxの蛋白質発現を減少させた。結果として,心筋梗塞の大きさは減少し,心機能とミトコンドリア超微細構造は改善した。【結論】本研究は糖尿病ラットにおけるSpostCの心臓保護作用の消失はHIF-1シグナル伝達経路の障害と関係し,DFOは糖尿病ラットにおけるSpostCのこれらの心臓保護効果を回復するためのHIF-1を活性化することができることを初めて示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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循環系の基礎医学  ,  生理活性ペプチド  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  心臓作用薬の基礎研究  ,  循環系疾患の薬物療法 

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