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J-GLOBAL ID:201702253191942271   整理番号:17A1425640

魚類における病原性および非病原性血清型V ST1Streptococcus agalactiaeのゲノム比較【Powered by NICT】

Genomic comparison of virulent and non-virulent serotype V ST1 Streptococcus agalactiae in fish
著者 (11件):
資料名:
巻: 207  ページ: 164-169  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1255A  ISSN: 0378-1135  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Streptococcus agalactiaeまたはB群連鎖球菌(GBS)はティラピアにおけるヒトにおける肺炎と髄膜炎,乳牛における乳房炎および連鎖球菌病を引き起こす主要な病原体である。これまでの研究で,魚類GBS株は,進化の過程でヒトGBS株と相関し,宿主を越えた感染能力を持っている可能性があることを示した。非妊娠成人と牛のST1GBSに起因する侵襲性疾患は世界的に増加しているが,ST1GBSによる魚の感染は報告されていない。本研究の目的は,ST1GBSは魚における病原性であるかどうか,またティラピアにおける異なる病原性を持つST1GBS株のゲノム特性を調べることであった。ヒト由来血清型V ST1GBS株NNA048とNNA038は1.0×10~9CFU/fish,1.0×10~7CFU/fish,および1.0×10~5CFU/fishの用量によるナイルティラピア(Oreochromis niloticus)に挑戦する腹腔内にそれぞれ用いた。三つの異なる用量でNNA048感染の累積死亡率は,それぞれ100.00%,83.33%,および40.00%であった。対照的に,NNA038感染群の病気または死魚ではなかった。病理組織学的結果は,NNA048とティラピアの課題は,脳,肝臓,ひ臓,頭腎,および腸における異なる程度変性・壊死を引き起こし,多数青変Streptococcusか粒の組織で観察されたことを示した。対照的に,NNA038と感染したティラピアの組織の病変ではなかった。ゲノム比較はNNA048とNNA038間の主要ゲノムの差は異なるファージ配列に起因した,49.8kb長さ,NNA048ゲノム中の68の蛋白質をコードする完全なファージ配列であることを示した。NNA038とNNA048ゲノム間のSNVとインデル分析は,96SNV,5欠失と1インサートのであったことを示した。まとめると,血清型V ST1GBSは毒性及び非毒性株ティラピアへの構成されていた,遺伝子再配列は系統間で異なるレベルの病原性を引き起こす主な理由である可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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感染症・寄生虫症一般  ,  細菌による動物の伝染病 
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