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J-GLOBAL ID:201702253231779005   整理番号:17A0269680

メキシコ湾北西部の天然礁及び人工礁におけるフエダイ類,Red snapper(Lutjanus campechanus)のエネルギー蓄積の季節的変化と性差

Seasonal and sex differences in energy reserves of red snapper Lutjanus campechanus on natural and artificial reefs in the northwestern Gulf of Mexico
著者 (2件):
資料名:
巻: 83  号:ページ: 13-22  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: L2029A  ISSN: 0919-9268  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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魚類のエネルギーの蓄積状態は成長や繁殖に影響を及ぼし,生息場所の餌料環境に関する情報を得ることができる。そこで本研究では,メキシコ湾の天然礁及び人工礁に生息するフエダイ類(Lutjanus campechanus)の栄養状態を評価する目的で,2011年9月から2013年10月にかけて採集した魚の肝重指数(LSI)と筋組織カロリー密度(CD)を測定した。その結果,湾内の天然礁と人工礁に生息する本種のエネルギー蓄積には,季節,性,及び生息地に特異的なパターンが存在することが明らかとなった。天然礁においては,雌のLSIは雄よりも高かったことから,産卵のための大きなエネルギー投資が示唆されたが,人工礁では,雌雄間に差は認められなかった。CDについて見ると,天然礁では冬に最も高く,その後秋まで減少を続けたが,人工礁では逆の傾向が見られた。筋肉に蓄積されたエネルギーは生殖腺発達に利用され,肝臓に蓄積されたエネルギーは産卵後に利用されたと考えられた。生息場所によって栄養状態が異なることから,本種の資源評価の新たなパラメータとして利用できるものと考えられた。
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分類 (3件):
分類
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魚類  ,  漁場・漁況  ,  個体群生態学 
引用文献 (45件):
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