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J-GLOBAL ID:201702253266061376   整理番号:17A1610715

受信信号強度を用いたデバイス認証における異常値除去手法に関する検討

著者 (3件):
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巻: 2017  号:ページ: 217-222  発行年: 2017年06月21日 
JST資料番号: L6741A  ISSN: 1882-0840  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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無線デバイスにおける近接検出技術には,環境音やRFIDセンサを用いたものがある。しかし,近接検出可能な範囲が局所的なことや,なりすましが容易なことが問題である。そこで近年では,受信信号強度(RSS)を用いた近接情報に基づくデバイス認証方式が注目されている。RSSは,数百mの範囲で受信が可能なため,認証範囲が広くなることが期待されている。しかし,電波受信環境によりRSSが連続的に異常値になることも考えられ,この異常値を除去せず近接検出を行った場合,近接検出の精度が低下することが考えられる。本論文では,10m四方程度の会議室で認証したいデバイスが,室内・室外のどちらにあるのかを,デバイスのRSS情報と,部屋に設置したサーバが受信するRSS情報のコサイン類似度を比較し,近接検出することを想定する。RSSの異常値除去手法として,スミルノフの棄却検定を利用する手法を提案し,その有効性を実験で確認した。実験の結果,2.4GHz帯において,棄却検定を行い異常値除去した場合のコサイン類似度が0.99となり,異常値除去を行わない場合より,コサイン類似度が0.05向上した。これにより,同じ部屋にいるにも関わらず,室外にいると判定される可能性が低くなり,近接検出の精度が向上すると考えられる。しかし,5GHz帯においては,有意な結果は得られなかった。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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パターン認識  ,  無線通信一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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