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J-GLOBAL ID:201702253282969606   整理番号:17A2001998

MALDI-ToF-MSによる繊維染料分解の線維性グラフト化膜と研究に及ぼすラッカーゼの固定化【Powered by NICT】

Immobilization of laccase on the fibrous polymer-grafted film and study of textile dye degradation by MALDI-ToF-MS
著者 (5件):
資料名:
巻: 128  ページ: 107-119  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0282A  ISSN: 0263-8762  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究は線維性重合体-グラフト化ポリプロピレンクロリド膜上のラッカーゼの固定化と固定化ラッカーゼを用いた三種類の染料(即ち,プロシオングリーンH4G,ブリリアントブルーG,クリスタルバイオレット)の除去を評価した。ポリプロピレンクロリド(PP)膜とポリ(グリシジルメタクリラート)-グラフト化(PP g pGMA)膜を走査電子顕微鏡(SEM),Fourier変換赤外分光法(FTIR),および接触角研究によって特性化した。PP g pGMA膜はラッカーゼの直接固定化に用いた。固定化酵素の量と膜上の酵素活性は1.185μg/cm~2と1.71×10~ 2U/cm~2膜であった。固定化ラッカーゼの保持活性は72.3%であった。遊離及び固定化酵素と反応速度パラメータのための最適条件を決定した。さらに,固定化ラッカーゼの熱,貯蔵及び操作安定性は遊離型のそれらと比較して増加した。動力学パラメータV_maxとK_m値は固定化ラッカーゼのための遊離酵素に対して23.4mg蛋白質および0.38mmol/Lと17.5mg蛋白質および0.53mmol/Lであった。固定化ラッカーゼと試験した染料の除去を回分系と酵素反応器で評価した。試験した染料の最大酵素的除去はpHが5.5および温度30°Cで達成された。試験した染料の完全な分解時間はマトリックス支援レーザ脱離/イオン化飛行時間型質量分析(MALDI ToF MS)により決定した。これらの結果は,固定化ラッカーゼ系は染料の除去に効果的に使用できることを示し,それは種々の生物工学的応用に大きな可能性を持つ。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
吸着,イオン交換 

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