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J-GLOBAL ID:201702253327226162   整理番号:17A1545791

酪酸ナトリウムは腸密着結合とToll様受容体4シグナル伝達経路の調節を介してS100/FCA誘発自己免疫性肝炎を改善する【Powered by NICT】

Sodium butyrate ameliorates S100/FCA-induced autoimmune hepatitis through regulation of intestinal tight junction and toll-like receptor 4 signaling pathway
著者 (16件):
資料名:
巻: 190  ページ: 169-176  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0738B  ISSN: 0165-2478  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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最近の研究は,腸管内菌叢における腸内毒素症と腸関門の透過性の破壊は,自己免疫性肝炎の開発のための可能な原因であることを明らかにした。酪酸ナトリウムの添加は小腸の透過性破壊から肝障害を保護することが示唆されている。本研究では,酪酸ナトリウムの治療効果と肝臓と上部小腸におけるその機構を調べるためにS100/Freundの完全アジュバント誘発自己免疫性肝炎を採用した。C57BL/6マウスは酪酸ナトリウム群(n=12)の治療にしたがって三群-対照群(n=8),自己免疫性肝炎群(n=12)と自己免疫性肝炎に採用し,分割した。組織学的染色およびウエスタンブロット分析は,それぞれ肝臓と上部小腸形態及び遺伝子発現を評価した。S100/Freundの完全アジュバントは上部小腸じゅう毛の肝損傷と破壊を引き起こすことを明らかにした。酪酸ナトリウムは損傷を減弱させ,肝へのEscherichia coliの移動を抑制した。さらに,肝臓と上部小腸損傷の保護に及ぼす酪酸ナトリウムの効果はToll様受容体4シグナル伝達経路を阻害し,炎症性サイトカインのダウンレギュレーション-インターロイキン-6と腫瘍壊死因子αによるものであろう。酪酸ナトリウムは小腸の完全性を維持し,S100/Freundの完全アジュバント誘発自己免疫性肝炎における炎症反応を阻害することにより肝障害を防ぐことができる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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消化器の基礎医学  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 
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