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J-GLOBAL ID:201702253368107704   整理番号:17A1463771

腫瘍抑制因子miRNA204 5Pは前立腺癌細胞におけるBCL2を標的とすることによりアポトーシスを促進する【Powered by NICT】

Tumor suppressor miRNA-204-5p promotes apoptosis by targeting BCL2 in prostate cancer cells
著者 (11件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 396-406  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3429A  ISSN: 1015-9584  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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前立腺癌(PCa)は男性における癌関連死の主要な原因,新規治療アプローチの必要性を強調するものである。標的マイクロRNA(miRNA)は,癌に対する治療戦略と考えられている。BCL2を標的とする潜在的にヒトmiR 204 5Pは各種の癌においてダウンレギュレーションされることが報告されている。miRの204 5p過剰発現はBCL2発現を抑制することにより癌細胞アポトーシスを誘導することを仮定した。成熟miR 204 5Pを持つベクトルが構築され,ヒトPCa細胞に入れた。miRの204 5pの発現レベルはmiRNA定量的ポリメラーゼ連鎖反応(QPCR)により決定した。ルシフェラーゼレポーターアッセイはBCL2転写物と成熟miR 204 5Pとその直接結合の機能を検証した。BCL-2メッセンジャーRNA(mRNA)および蛋白質試料の発現レベルを定量的PCRとウェスタンブロットによりそれぞれ測定した。細胞生存をWST-1アッセイにより検出した。アポトーシスの誘導は,開裂カスパーゼ3とカスパーゼ3/7活性のレベル増加により決定した。miRの204 5pの発現レベルは正常な前立腺上皮細胞と比較してPCa細胞で下方制御された。pSM対照と比較してpSM204のトランスフェクションは,miR Oの204 5pの6.2倍まで高い発現をもたらした。miRの204 5pのいくつかの潜在的な標的遺伝子のmRNAレベルはpSM204トランスフェクトしたPC3及びRv1細胞で減少した。BCL2mRNAと蛋白質発現は,miR 204 5pトランスフェクト細胞,ミトコンドリアからのチトクロームC放出をもたらすで減少した。続いて切断されたカスパーゼ3とカスパーゼ3/7活性を増加させ,細胞生存率を減少させた。内因性転写物と競合するBCL23′-非翻訳領域を有するレポーターベクターの共トランスフェクションは,部分的にmiR 204 5P誘導アポトーシスを抑制した。ヒトmiR 204 5PはPCa細胞におけるBCL2を標的とする。PCaにおけるmiRの204 5pの回復は,抗アポトーシスBCL2を標的とすることにより新規戦略として考えることができた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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泌尿生殖器の腫よう  ,  抗腫よう薬の基礎研究 

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