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J-GLOBAL ID:201702253436599330   整理番号:17A1714811

TLR4またはTLR7/8媒介シグナル伝達を介してTIR8/SIGIRRによるM1マクロファージにおけるIL-23産生の異なる調節【Powered by NICT】

Differential regulation of IL-23 production in M1 macrophages by TIR8/SIGIRR through TLR4- or TLR7/8-mediated signaling
著者 (7件):
資料名:
巻: 99  ページ: 310-315  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0144A  ISSN: 1043-4666  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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様々な負の調節機構を含むToll様受容体(TLR)間のクロストークは多く知られていない。TLR4またはTLR7/8を通した単一免疫グロブリンインターロイキン1受容体関連(SIGIRR)分子によるM1マクロファージにおけるIL-23産生の差動機構を検討した。ヒト好中球エラスターゼ(HNE)で前処理したM1マクロファージによるIL-12p40産生は相乗的にリポ多糖類(LPS)への曝露後,IL-23産生ではなく,IL-12p40を増加した。LPS(TLR4作動薬)はIL-23産生のわずかな増加を誘導したが,R-848(TLR7/8アゴニスト)はIL-23産生を有意に増強した。SIGIRR蛋白質の発現,TLR4の負の調節因子であり,単球におけるよりもM1マクロファージの方が高かった。興味深いことに,SIGIRR siRNAはLPSに対するマクロファージの曝露後のIL-23産生のわずかな増加を誘導し,R-848に反応してIL-23産生はSIGIRR siRNAにより有意にアップレギュレートされた。SIGIRRサイレンシングは,ウェスタンブロットまたはELISAにより決定したIR F4蛋白質レベルを増加させた。IR F4siRNAはSIGIRR siRNAをトランスフェクトしたマクロファージにおけるR-848に曝露した後のIL-23産生を回復させた。結論として,IL-23の産生は特異的にTLR4またはTLR7/8媒介シグナル伝達を介してSIGIRRによるM1マクロファージに調節される。SIGIRRはTLR4の負の調節因子とTLR7/8の正の調節因子である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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