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J-GLOBAL ID：201702253442892608   整理番号：17A1076622

サリチル酸イオン選択性を有するMn(III)テトラフェニルポルフィリン系固体電極の電位応答の安定化に向けて

Towards stabilization of the potential response of Mn(III) tetraphenylporphyrin-based solid-state electrodes with selectivity for salicylate ions

著者 (6件)： SKRIPNIKOVA Tatiana A. (St. Petersburg State Univ. Industrial Technol. and Design, St. Petersburg, RUS) ,  STARIKOVA Anna A. (St. Petersburg State Univ., St. Petersburg, RUS) ,  SHUMILOVA Galina I. (St. Petersburg State Univ., St. Petersburg, RUS) ,  ERMOLENKO Yuri E. (St. Petersburg State Univ., St. Petersburg, RUS) ,  PENDIN Andrey A. (St. Petersburg State Univ., St. Petersburg, RUS) ,  MOURZINA Yulia G. (Forschungszentrum Juelich GmbH, Juelich, DEU)
資料名： Journal of Solid State Electrochemistry  (Journal of Solid State Electrochemistry)
巻： 21  号： 8  ページ： 2269-2279  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： W1021A  ISSN： 1432-8488  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 塩化Mn(III)テトラフェニルポルフィリンを含むポリ塩化ビニル膜をイオン選択膜としてグラファイト電極上に設置することにより,サリチル酸イオン選択性の固体電極を作製した。ここで予めグラファイト電極にジブチルフタラートを含浸させて膜との接触面積を拡大させることで,トランスデューサ層にCu⁰/Cu²⁺の酸化還元対を添加せずに電極応答が得られることを示した。更に作製した電極を30°Cでサリチル酸ナトリウム液を用いてコンディショニングすることで電極電位が平衡に達する時間を短縮することが出来た。この電極は1~5×10^-5Mのサリチル酸イオンに対して直線応答を示し,検出限界は1×10^-5Mであった。

シソーラス用語： *選択性 ,  *マンガン錯体 ,  *ポルフィリン錯体 ,  *電気化学センサ ,  応答特性 ,  含浸 ,  安定化 ,  *化学修飾電極 ,  膜電極 ,  *芳香族カルボン酸 ,  黒鉛電極 ,  高分子膜 ,  フェノール類 ,  カルボン酸塩 ,  ヒドロキシ酸 ,  大環状化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族化合物 ,  架橋化合物
準シソーラス用語： イオン選択性 ,  ポリ塩化ビニル膜

分類 (5件)： 第6族,第7族元素の錯体  (CE01080F) ,  八員環以上の複素環化合物  (CF07120T) ,  分析機器  (CC02020S) ,  有機化合物の電気分析  (CC05034O) ,  電極電位,起電力  (CB07020Y)

物質索引 (3件)： サリチル酸ナトリウム ,  ジブチルフタラート ,  テトラフェニルポルフィリン

タイトルに関連する用語 (8件)： サリチル酸 ,  イオン選択性 ,  Mn ,  テトラフェニルポルフィリン ,  固体 ,  電位 ,  応答 ,  安定化