抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】高レベル子宮頚部上皮内腫瘍(HSIL)患者における子宮頚管切除術(LEEP)後の24か月以内の再発と術後6か月のHPV感染の関係を調査する。【方法】CINII~IIIを有する373例のHSIL患者におけるLEEP治療の24か月後の経過観察データを遡及的に分析した。術後6カ月のHPV-DNA定性検査結果、HPV分類と術後24カ月以内の再発との関係を分析した。結果:フォローアップ24カ月、373例患者中24例(6.43%)が再発し、病理分期CIN I級10例、CINII~III級14例であった。術後6カ月にHPV-DNA陽性が109例、陰性が264例であった。高リスクHPV(HPV16/18)感染は47例、非ハイリスク型HPV感染は326例であった。術後6か月のHPV-DNA陽性と陰性患者の再発率は,それぞれ,17.4%(19/109)と1.9%(5/264)であった。術後6カ月のHPV-DNA陽性患者における再発率は,HPV-DNA陰性患者よりも高かった(OR=10.94,95%CI=3.97-30.14,P<0.05)。術後6カ月の高リスクと非ハイリスクHPV感染者の術後24カ月以内の再発率は,それぞれ17.0%(8/47)と4.9%(16/326)であった。術後6カ月のハイリスクHPV感染患者の術後24カ月以内の再発率は非ハイリスクHPV感染者より高かった(OR=3.97,95%CI=1.60~9.89,P<0.05)。結論:HSIL患者のLEEP術後24カ月以内の再発は術後6カ月のHPV感染状況と関係がある。術後6カ月にHPV-DNA陽性及び高リスクHPV感染(16/18型)患者は術後24カ月以内に再発しやすい。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】