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J-GLOBAL ID:201702253550630892   整理番号:17A1499449

塩と溶存酸素への段階的適応:好気性粒状スラッジに及ぼす塩分の有害効果を最小化するための戦略【Powered by NICT】

Gradual adaptation to salt and dissolved oxygen: Strategies to minimize adverse effect of salinity on aerobic granular sludge
著者 (3件):
資料名:
巻: 124  ページ: 702-712  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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塩分は栄養塩除去の生物学的廃水処理の性能に影響を与えることができる。造粒と栄養塩除去の観点から好気性顆粒スラッジ(AGS)過程に及ぼす塩の効果を本研究において調べた。実験は綿状スラッジを開始し,2.5mg/L(相I)のDOで運転したAGSシステムにおけるか粒形成と栄養塩除去に及ぼす塩(15 g/L NaCl)の影響を評価した。さらに,実験は,塩濃度(2.5g/Lと15g/L NaCl)を増加させるか,またはNとP除去の観点から十分に行うAGS反応器から採取した粒状スラッジ(相II)で開始したAGSシステムにおける栄養素除去に及ぼすDO濃度(2.5mg/Lから8mg/L)を徐々に増大させることの影響を評価するために実施した。第I相中の塩の添加は造粒プロセスに影響しなかったが,それは有意にアンモニア酸化細菌(A OB)とリン酸塩蓄積生物(PAOs)の阻害による栄養素除去に影響した。8mg/LへのDOの増加または塩濃度を徐々に増大させることにより顆粒を適応硝化(相II)に及ぼす塩の悪影響を最小化した。しかし,これらの戦略は,生物学的リン除去に及ぼす塩の影響を緩和するための成功しなかった。亜硝酸塩蓄積は全ての反応器では発生しなかった以前に報告したように生物学的リン除去の阻害は亜硝酸塩の蓄積によるものではないことを示唆した。,グリコーゲン蓄積生物はPAO II,本研究で検出された主要なPAOクレードであるよりも塩に耐性であることを示した。異なるPAOクレードの耐塩性を比較する今後の研究は,PAOsに及ぼす塩の影響をさらに解明するために必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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下水,廃水の生物学的処理 

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