文献
J-GLOBAL ID:201702253605065934   整理番号:17A1549196

Trichosporon asahiiは30kDaアスパラギン酸ペプチダーゼを分泌する【Powered by NICT】

Trichosporon asahii secretes a 30-kDa aspartic peptidase
著者 (8件):
資料名:
巻: 205  ページ: 66-72  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1209A  ISSN: 0944-5013  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Trichosporon asahiiは高い死亡率を呈する表在性および深在性感染を起こす真菌日和見病原体である。この真菌により産生される病原属性についてほとんど知られていない。アスパラギン酸ペプチダーゼ産生は異なる方法によるT.asahiiのブラジルの臨床分離株で同定された。最初に,T.asahii株250(皮膚病変から)は唯一窒素源としてウシ血清アルブミン(BSA)を含む液体および固体培地に接種した。真菌コロニー周辺半透明ハローは培養の五日目から観察された。無細胞培養上清は可溶性BSAは成長に沿って加水分解され,電気泳動により観測された低分子量ポリペプチドを生成したことを明らかにした。,T.asahiiの臨床単離菌四株からの分泌はBSA SDS-PAGEにより分析し,30kDaの単一蛋白質バンドは37°Cで酸性pH下で検出された。T.asahiiの分泌アスパラギン酸ペプチダーゼはカテプシンDペプチド基質ではなく,HIV-1ペプチダーゼおよびレンニンに特異性を有する基質を効率的に開裂した。ゲルマトリックス内に固定化した蛍光発生分析におけるカテプシンD基板またはBSAのどちらかを開裂する能力は,T.asahii分離株によって変化した。T.asahii細胞外ペプチダーゼ活性は,ペプスタチンAとHIVペプチダーゼ阻害剤により阻害され,アスパラギン型ペプチダーゼとしてそれを分類した。ヒト血清アルブミン,ムチン,非免疫性免疫グロブリンGとゼラチンは,異なるレベルで,このアスパラギン酸ペプチダーゼの分泌を誘導した。これらの結果から,T.asahiiはアスパラギン型ペプチダーゼを分泌できる多くのヒト真菌日和見病原体のリストに含まれなければならない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物感染の生理と病原性  ,  感染症・寄生虫症一般  ,  酵素生理 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る