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J-GLOBAL ID:201702253645773979   整理番号:17A0500540

水熱反応による高炉スラグのリサイクルにおける環境影響のライフサイクルインベントリーデータに基づく評価

Estimation of the Environmental Impact for Recycling Blast Furnace Slag with a Hydrothermal Reaction Based on Life Cycle Inventory Data
著者 (3件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 189-192(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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高炉(BF)スラグは主にセメントおよびコンクリートの建設産業でリサイクルされている。しかし,この数年間,リサイクル条件が変化し,他のリサイクル材料が主要になっており,BFスラグの新しい用途を検討する必要がある。本研究では,最初に,水熱反応により処理したBFスラグの応用について概説した。水熱条件下で,BFスラグからトバモライト(Ca5Si6O16(OH)2・4H2O)を生成した。CaO-SiO2-H2O系で生成したトバモライトをオートクレーブ気泡コンクリート(ALC)の主な粘結材料として用いた。ALCは断熱および軽量化に関して優れた特性を示した。次に,ALC製造プロセスにおいて,代替原料としてのBFスラグの利用について,関連する環境影響に基づいて評価した。特に,発生するCO2排出に対するライフサイクルインベントリー(LCI)データにより環境影響を評価した。BFスラグを用いて作製したALCのLCIデータを,他の通常の生成プロセスにおけるLCAデータと比較した。その結果,リサイクルBFスラグを用いて作製したALCは他のプロセスよりCO2排出レベルが低いことが分かった。(翻訳著者抄録)
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著者キーワード (4件):
分類 (2件):
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製銑  ,  廃棄物処理 
引用文献 (19件):
  • 1) M. Fujiwara: Tetsu-to-Hagané, 8 (2003), 883.
  • 2) T. Tanaka, Y. Yamasaki, S. Hara, S. Katsuyama and K. Marukawa: CAMP-ISIJ, 16 (2003), 963, CD-ROM.
  • 3) N. Yamazaki: J. Ceram. Soc. Jpn., 111 (2003), 709.
  • 4) T. Tanaka, T. Yoshikawa and N. Hirai: Bull. Iron. Steel. Inst., 14 (2009), 353.
  • 5) S-J. Tae and K. Morita: ISIJ Int., 47 (2007), 1813.
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