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J-GLOBAL ID：201702253665659421   整理番号：17A0186657

親電子反応におけるコバルト(III)-ヒドロペルオキソ錯体の反応性

Reactivity of a Cobalt(III)-Hydroperoxo Complex in Electrophilic Reactions

著者 (7件)： SHIN Bongki (DGIST, Daegu, KOR) ,  SUTHERLIN Kyle D. (Stanford Univ., California, USA) ,  OHTA Takehiro (Univ. Hyogo, Hyogo, JPN) ,  OGURA Takashi (Univ. Hyogo, Hyogo, JPN) ,  SOLOMON Edward I. (Stanford Univ., California, USA) ,  SOLOMON Edward I. (Stanford Linear Accelerator Center, California, USA) ,  CHO Jaeheung (DGIST, Daegu, KOR)
資料名： Inorganic Chemistry  (Inorganic Chemistry)
巻： 55  号： 23  ページ： 12391-12399  発行年： 2016年12月05日 
JST資料番号： C0566A  ISSN： 0020-1669  CODEN： INOCAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： [Co(III)(Me₃-TPADP)(O₂)]⁺(2),[Co(III)(Me₃-TPADP)(O₂H)(CH₃CN)]²⁺(3)(Me₃-TPADP=3,6,9-トリメチル-3,6,9-トリアザ-1(2,6)-ピリジンアシクロデカファン)を調製し,X線回折により結晶構造を明らかにした。2のプロトン化により3が得られ,3に塩基を加えることにより2が得られ,2と3の酸塩基変換の反応中間体について調べた。エレクトロスプレイイオン化質量分析,Ramanスペクトルから,中間体としてCo(III)-ペルオキソ付加体が生成していると考えられた。そして3はスルホキシド化に対する反応性を有したが,2は反応性がなかった。この反応性の差異について密度汎関数法計算により明らかにした。

シソーラス用語： *コバルト錯体 ,  X線回折 ,  *結晶構造 ,  プロトン化 ,  反応中間体 ,  エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  *酸化 ,  密度汎関数法 ,  反応性 ,  *ペルオキソ錯体 ,  反応機構 ,  Ramanスペクトル ,  求電子反応
準シソーラス用語： *スルホキシド化

分類 (1件)： コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y)

物質索引 (1件)： 3,6,9-トリメチル-3,6,9,15-テトラアザビシクロ[9.3.1]ペンタデカ-1(15),11,13-トリエン

タイトルに関連する用語 (4件)： 親電子反応 ,  コバルト ,  ヒドロペルオキソ錯体 ,  反応性