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J-GLOBAL ID:201702253665921520   整理番号:17A1013313

ビニルアジリジン類を用いたヒドロキシアレーン類のロジウム触媒化学選択的および位置選択的アリル位アルキル化におけるキラリティー移動

Transfer of Chirality in the Rhodium-Catalyzed Chemoselective and Regioselective Allylic Alkylation of Hydroxyarenes with Vinyl Aziridines
著者 (4件):
資料名:
巻: 19  号: 11  ページ: 2897-2900  発行年: 2017年06月02日 
JST資料番号: W1171A  ISSN: 1523-7060  CODEN: ORLEF7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ロジウム触媒を用いたビニルアジリジン類のナフトール類およびフェノール類への位置選択的開環付加による,2-アリールエチルアミン誘導体の合成法について報告する。この反応において,ヒドロキシアレーン類はO-求核試薬ではなくC-求核試薬としての役割を果たし,キラリティー移動によってエナンチオ選択的および原子経済的に生成物をもたらした。この反応により,各種2-アリールエチルアミン誘導体を30~99%の収率およびエナンチオマ過剰率80~99%の優れたエナンチオ選択性で合成した。これとは別に,電子豊富な4-メトキシフェノール類を原料として用いた場合にはヒドロキシアレーン類はO-求核試薬として働き,O-アルキル化製品をもたらした。さらに2-アリールエチルアミン類の誘導体化により,各種エチルアミン誘導体を合成した。2-メトキシナフタレンとナフタレン-2-メタノールを用いた対照実験を行い,ロダサイクルの形成を含む反応機構を提案した。
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分類 (3件):
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脂肪族アミン・イミン・第四アンモニウム・インモニウム  ,  付加反応,脱離反応  ,  反応の位置化学 
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