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J-GLOBAL ID：201702253670648487   整理番号：17A1063436

キニン受容体:自己免疫の重要な調節因子【Powered by NICT】

Kinin receptors: Key regulators of autoimmunity

著者 (1件)： Dutra Rafael Cypriano (Laboratory of Autoimmunity and Immunopharmacology, Department of Health Sciences, Center Ararangua, Universidade Federal de Santa Catarina, Ararangua, SC, Brazil)
資料名： Autoimmunity Reviews  (Autoimmunity Reviews)
巻： 16  号： 2  ページ： 192-207  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3121A  ISSN： 1568-9972  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 免疫系の中心的機能は微生物または化学物質のような環境要因から宿主を保護し,それによって体の完全性を保持し,疾患と感染の発症を防止することである。,免疫系は自己と非自己を識別し,正しい応答,自己寛容と呼ばれる現象を仲介するために挑戦している。自己寛容に関与する機構の破綻と自己の成分に対する免疫応答の誘導は自己免疫を誘導するが,いくつかの自己免疫疾患に重要である。自己免疫疾患の正確な病因は知られていない,自己免疫疾患の古典的符号は炎症である。これに関連して,キニンが種々の生理学的及び病理学的状態に関与するペプチド,炎症,血管ととう痛過程から成るのファミリーである,非常に関連性があるだけでなく,高血圧,腎疾患,アルツハイマー病,癌,肥満,てんかん及び外傷を含む種々の疾患。これらのキニンの影響は,ブラディーキニン受容体(BKRs),B1及びB2と命名した二種の関連したG蛋白質共役受容体により仲介される。カリクレイン-キニン系(KKS)とその受容体は発生と自己免疫疾患の進行の両方に関与するように思われ,単独療法あるいは既存療法と併用投与した,BKRsの変調器は,効果的な自己免疫疾患治療のための潜在的新しい場を表す可能性があることを示唆した。本総説では,多くの自己免疫疾患に対する可能性のある治療,多発性硬化症,関節リウマチ,I型糖尿病,炎症性腸疾患,及びその他を含むとしてBKRsの役割の理解における歴史的および最近の進歩を強調した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 自己免疫病 ,  1型糖尿病 ,  *自己免疫 ,  高血圧症 ,  病因 ,  文献展望 ,  *受容体 ,  ペプチド ,  治療法 ,  腎臓病 ,  多発性硬化症 ,  Alzheimer病 ,  関節リウマチ ,  疼痛
準シソーラス用語： 免疫系 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 自己免疫 ,  炎症 ,  カリクレイン-キニン系 ,  キニン受容体

分類 (2件)： 免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  (GD04010C) ,  免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (3件)： キニン受容体 ,  自己免疫 ,  調節因子