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J-GLOBAL ID：201702253698886829   整理番号：17A0544757

ミトコンドリア標的可能二光子比率計測蛍光プローブによる炎症マウスモデルにおける内在性ペルオキシナイトライトの選択的可視化

Selective Visualization of the Endogenous Peroxynitrite in an Inflamed Mouse Model by a Mitochondria-Targetable Two-Photon Ratiometric Fluorescent Probe

著者 (8件)： CHENG Dan (Hunan Univ., Changsha, CHN) ,  PAN Yue (Hunan Univ., Changsha, CHN) ,  WANG Lu (National Univ. Singapore, Singapore, SGP) ,  ZENG Zebing (Hunan Univ., Changsha, CHN) ,  YUAN Lin (Hunan Univ., Changsha, CHN) ,  ZHANG Xiaobing (Hunan Univ., Changsha, CHN) ,  CHANG Young-Tae (National Univ. Singapore, Singapore, SGP) ,  CHANG Young-Tae (Singapore Bioimaging Consortium, Singapore, SGP)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 139  号： 1  ページ： 285-292  発行年： 2017年01月11日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究で,合理的設計と色素スクリーニングを併用して,FRETに基づくペルオキシナイトライト(ONOO^-)検出のための二光子比率計測蛍光プローブ(MITO-CC)を報告する。プローブはONOO^-に対する顕著な感度(検出限界11.30nM),高速応答(20s以内)だけでなく,生理的pH水溶液で活性酸素種や活性窒素種に対して高い選択性をも示した。2細胞株と組織画像における完璧な性能はプローブMITO-CCが最小の細胞毒性で一光子または二光子蛍光共焦点顕微鏡によって内在性ONOO^-をモニタするために適用できることを示した。さらに,プローブMITO-CCは炎症マウスモデルにおいてLPS刺激によって産生されたONCOO^-をモニタすることができた。

シソーラス用語： *ペルオキソ酸 ,  *亜硝酸 ,  活性酸素 ,  *蛍光共鳴エネルギー移動 ,  *プローブ ,  化学合成 ,  蛍光スペクトル ,  放射強度 ,  HepG2細胞 ,  RAW264.7細胞 ,  *多光子励起 ,  モデル ,  炎症 ,  性質 ,  選択性 ,  *可視化 ,  細胞毒性 ,  リポ多糖類 ,  インターフェロンγ ,  *共焦点レーザ顕微鏡 ,  皮下投与 ,  皮膚 ,  検査 ,  蛍光体 ,  色素 ,  過酸化水素 ,  硫化水素 ,  検出限界 ,  マウス ,  病態モデル ,  肝臓
準シソーラス用語： *FRET【移動】 ,  IFNγ ,  LPS ,  スクリーニング検査 ,  マウスモデル ,  マウス疾患モデル ,  *二光子励起 ,  *ペルオキシナイトライト ,  活性酸素種 ,  活性窒素種 ,  *共焦点蛍光顕微鏡 ,  *蛍光プローブ ,  蛍光強度 ,  蛍光色素 ,  内因性 ,  皮下注射 ,  皮膚組織

分類 (5件)： 生体の顕微鏡観察法  (EA03050C) ,  生化学一般  (EB01000O) ,  細胞生理一般  (EF02010S) ,  動物の生化学  (EJ01050P) ,  肝臓  (EJ06060J)

タイトルに関連する用語 (10件)： ミトコンドリア ,  標的 ,  二光子 ,  比率 ,  計測 ,  蛍光プローブ ,  炎症 ,  マウスモデル ,  ペルオキシナイトライト ,  可視化