文献
J-GLOBAL ID:201702253738238425   整理番号:17A0882517

CTLA-4~+T細胞は慢性閉塞性肺疾患患者における障害Tヘルパー1型免疫応答に寄与する可能性がある【Powered by NICT】

Increased CTLA-4+ T cells may contribute to impaired T helper type 1 immune responses in patients with chronic obstructive pulmonary disease
著者 (12件):
資料名:
巻: 151  号:ページ: 219-226  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0768A  ISSN: 0019-2805  CODEN: IMMUAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
損なわれたTヘルパー1型(Th1)機能は呼吸器感染症に慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の感受性のCOPD(AECOPD)急性増悪の共通原因であるに関与している。基礎となる機構を理解するために,著者らは調節性T(T_reg)細胞と抑制性T細胞受容体,細胞傷害性Tリンパ球関連抗原4(CTLA 4)の発現を評価した。AECOPD(n=17),安定COPD患者(sCOPD; n=24)および年齢をマッチさせた健康な非喫煙対照(n=26)患者由来の凍結保存末梢血単核細胞(PBMC)はブレフェルジンAまたはモネンシンと24時間培養したフローサイトメトリーによる細胞内あるいは表面CTLA-4(それぞれ)を検出した。AECOPD(n=9),sCOPD(n=14)と対照(n=12)由来のPBMCにおけるT細胞は,抗CTLA-4ブロッキング抗体のない抗CD3で刺激し,サイトカインをELISAで定量した。細胞内CTLA-4を発現する循環T細胞の頻度はsCOPD(P=001),AECOPD患者はより多くの表面CTLA-4を発現するT細胞を持っていた一方高い健常対照者(P=003)。表面CTLA-4~+CD4~+T細胞とCTLA-4~+T_reg細胞の頻度増加はすべての被験者において血漿可溶性腫瘍壊死因子受容体-1レベル(r2=032,P=001と029,P=002)の増加と平行していた。抗CD3刺激に対するインターフェロンγ応答は逆に細胞内CTLA-4(r= 043, P=001)を発現するCD4~+T細胞の頻度に比例した。さらに,CTLA-4遮断は抗CD3で刺激したPBMCにおけるインターフェロンγ,腫瘍壊死因子-αとインターロイキン-6の誘導を増加させた。全体として,慢性炎症はCOPD患者におけるCTLA-4を発現するT細胞の亜集団を拡大し,T細胞機能を損なう可能性がある。CTLA-4遮断はCOPD患者におけるTh1機能を回復させるなどAECOPDに関与する細菌病原体の除去を助けるかもしれない。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫反応一般 

前のページに戻る