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J-GLOBAL ID：201702253744897989   整理番号：17A0801964

新たな製紙用薬品の開発 新規表面サイズ剤の開発

著者 (1件)： 渡邉将希 (荒川化学工業 研究開発本部)
資料名： 紙パルプ技術タイムス  (Japanese Journal of Paper Technology)
巻： 60  号： 7  ページ： 11-14  発行年： 2017年07月01日 
JST資料番号： Y0280A  ISSN： 0453-1507  CODEN： KPGTAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： サイズ効果を発現するエマルジョン粒子の疎水性および紙中での分散性を高め,さらに紙中のカチオン成分量や塗布機の特性などの使用条件を考慮した新規エマルジョン型表面サイズ剤を開発した。疎水性,カチオン成分との相互作用,浸透性等の特徴を変えた新規剤A,B,Cと従来品について,内添硫酸バンド量の影響,表面サイズ剤の固形分付着量の影響についてサイズ効果の比較評価を行った。2ロールサイズプレスコーターを想定した系では親水性と疎水性のバランスを保ちつつ,疎水性を高めた新規剤Aが,また内添の硫酸バンドが多い紙ではカチオン成分との相互作用を高めた新規剤Bが有効であり,一方,ロッドメタリング/ゲートロールサイズプレスコーターを想定した系では紙へのサイズ剤の浸透性を改良した新規剤Cが適していることを指摘した。

シソーラス用語： *サイズ剤 ,  表面処理 ,  表面性状 ,  抄造 ,  紙 ,  サイズ効果 ,  乳濁液 ,  疎水性 ,  分散度 ,  カチオン ,  浸透率 ,  ミョウバン ,  評価
準シソーラス用語： アラム ,  浸透性 ,  製紙 ,  比較評価 ,  *表面サイズ剤 ,  表面特性 ,  分散性

分類 (1件)： 紙料とその調製  (YL03010L)

タイトルに関連する用語 (3件)： 製紙用薬品 ,  開発 ,  表面サイズ剤